相手の未来を想像しながら話す。 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

最近はどこのリハビリの現場でも、一人職場というところは少なくなって、

大抵は何人かの後輩や先輩と共に働いているという方が、

結構いらっしゃるのではないかと思います。




後輩や部下を指導するとき。

特に言いづらい事を言わなくてはならない時。

苦言を言わなくてはならなかったり、時には叱る必要のあるとき。


そういうときだからこそ、相手の未来を想像して、伝えるようにしたいなと思います。

目の前の人が2年後~3年後どんなセラピストになっているかな?

どんなに頼れる後輩になっているかな?


ということを想像して、しっかりと想像した上で伝える。

そのような工夫をしています。



具体的にどのようにしているのかと言いますと、

(1)深呼吸をして目を閉じて、じっくり体をリラックスさせる。

(2)対象となる後輩の2~3年後の姿を想像する。

(特にその後輩が、しっかり育って、自分の仕事を助けてくれたり、自分の仕事を安心して任せているような姿を想像する。)

(3)十分にその姿を想像した上で、今から自分が伝えるべき事をどのように伝えるか?を考える。


とまあ、こんな感じです。

これをやってからやるのと、やらずに感情的に怒ってしまい後輩に伝えるのとでは、

ずいぶん伝わり方が違うように感じています。

これは患者さんになにかを伝えるときや学生指導でも使えるやり方かと思います。


日常のなかでもできる場面があればやってみてください。