ネガティブな職員の気持ちを切り替える方法 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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職場に必ず一人はいるネガティブな職員。

いつも職場や上司、後輩の悪口や愚痴ばかり言っているような職員。

このようなネガティブな職員とみなさんはどのように付き合っていますか?


「うちの施設は○○がダメなのよねー」

「うちの上司は△△がわかってないよね。」

「後輩の○○君はまだ□□が全然できてない。これじゃ困っちゃうよ。。」

などなど。

人の悪口や愚痴というのは、いい始めるとそれに乗る人も出てきて、

時に職場全体に広がり、止まらなくなってしまう時もあります。



しかし、これをこのままにしておくと、

いつのまにか不平不満ばかりで、

建設な意見の上がらない困った職場になってしまう危険性があります。



これを読んでいるコミュニケーションに興味のある皆さんであれば、

その流れをたちきって、ポジティブな空気の流れる部署に、

変えていってもらいたいなあと思います。



そのためにできることは、

「ペース&リード」

というコミュニケーション技法です。



相手の不満に「そうですよねー」とペースを合わせつつ、

「でもこないだ○○さん。△△で頑張ってましたよ」と

ポジティブな方向に話をリードしていく。

というやり方です。




例えば

「うちの上司って頑固でほんとに困りますよ。」

こんな風に愚痴を言う人がいれば、


「そうですね。確かに頑固で困るときありますよね。」と

相手の愚痴にペースを合わせつつ、

「でもその頑固さゆえに、

一時決めたルールは絶対に守ってくれるからいいですよね。」


なんていう風にポジティブな面に意識を向けるよう、

話をリードしていくのです。


日常のなかでもできる場面があればやってみてください。