相談するタイミングに悩んでいる | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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さて、先日ホウレンソウ(報告・連絡・相談)教育について書きました。

今日も引き続きその話題です。

後輩や部下から報告・連絡・相談が上がってこない!

そのように思うときは、何を、いつまでに、どのように報告をするのか?

という的確な指示を出すことが大切です。


多くの部下は

「この程度の内容で報告していいのかな?」

「今のこのタイミングで話しかけていいのかな?」

「これくらいの事なら一人で解決した方がいいいのではないかな?」

など、報告・連絡・相談をする前に一人で悩んでいる場合もあります。


また、せっかく報告をしたのに、上司に、

「それくらいの事は自分で考えてください。」

と突き放されてしまう場合もあるのです。



だからこそ、

部下や後輩は今自分は相談をするタイミングなのか?

について悩んでいるのです。



先日読んだとあるOT養成校の臨床実習指導者会議の議事録によりますと、

実習中に学生が感じる悩みの第1位は、

「スーパーバイザーに質問をするタイミングがわからない。」

でした。


これは実習中の学生さんの話ではありますが、

リハビリの現場での上司と部下の関係にも当てはまるのではないでしょうか?



部下にちゃんとした報告をもらいたければ、

報告をもらう内容、時間、タイミング、方法を明確にする努力を、

上司はする必要があるのではないかなと思います。





今日の話が皆さんにとって何か役に立てば嬉しいなと思います。


今日も読んでいただきありがとうございました。