実習指導にてレポートを書くときのコツ | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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学生さんの実習指導などしていると、

文章が書けません。

そんな風に悩んでいる学生さんに出会うことがあります。


文章が書けないと思っている人に指導するとき、

いつも言うことは、

まずはなんでもいいから書き始めてみるといいよと、

指導します。


文章が書けない時って、何も書かずに、

何を書こうかなー?なんて書こうかなーと悩みながら、

パソコンや紙の前で手が止まっている場合が多いのです。

そして少し書いては「ちょっと違うかな?」と思って消し、

また書いては消し、、、

を繰り返しいっこうに文章にならない。

そういう場合が多いのです。

なので、あれはダメ。これはかけない。

など悩んで止まってしまう前に、まずはなんでもいいので書き始めてみると、

その書かれた自分の文字に触発されて、どんどん言葉が出てくる。

そういう体験ができるようになります。




自分の言葉に反応して、さらに言葉が出てくるようになる。

そういう体験です。

文章を直すのは、一通り文章を書き終えてから、

まとめて直せば良いのです。

書きながら直していると、なかなか書けるようになりません。

まずいったん書けるところまで、全部書いてみる。

それが、文章を書くコツではないかなと思います。





そして、同じことが話すことにもつながります。


自分の考えがうまく話せない。

と思う人もいます。

そういう人は話す前にこれから話そうとすることに対して、

こんなこと言っていいのかな?

これで正しいのかな?

など、色々考えてしまってなかなか言葉が出てこないのです。


まずなんでも言葉にして話してみると、

その言葉に反応して、さらに言葉が出てくるようになります。

これは文章を書く時と同じやり方だと思います。


うまくかけない人。うまく話せない人。

まずは思ったことを書いてみる。口にしてみる。

この事から始めてみてはいかがでしょうか?