その繰り返しを担当した患者さんの数だけやる。
就職したらそんな感じになるのかな?
と学生時代漠然と考えていたのですが、
実際に精神科の病院に就職して感じたことは、
学生時代のイメージとはかなり異なるものでした。
学生時代の学校での授業や実習の体験では、
一人一人の患者さんをじっくり評価して、計画を立てて
とやっていくのが作業療法なのだと
そういうイメージを抱いたのですが、
実際に働いてみると、一人一人を評価する間もないくらい、
こんなにたくさんの人を見なくてはならないのか?
と思うくらい多くの患者さんを見るのが仕事でした。
この感覚の違いは大きくて、
「こんなにたくさん患者さんがいるんじゃ、学生時代に学んだことなんて全然役に立たないし、学校で学んだような作業療法なんてできない。」
なんだか、そういう感覚を強くもって、
しょんぼりした気持ちで1年目を過ごしていたような気がしています。
臨床実習でなぜ一人(最低一人以上)の事例を担当するのか?
今現在、あの頃のことを振り返って考えることは、
1人を見ることができないと10人、20人と
数が増えていった時に、多くの人を見ていくことはできない。
そういう考えだったのかなって思います。
一人をじっくり見ることで、
まず一つのモデルを自分の中に取り入れる。
一つのモデルができると、2人、3人と患者さんが増えていったときは、
その自分の中にある一人のモデルと比べながら、
2人目、3人目の事を考えていくことができる。
そういうことなのかなあと思います。
そう考えると、一人一人ある程度、
じっくり考えてみることって大切だなって思います。
患者さんが多かったり、忙しかったり、
一度にたくさんの人を見なくてはならなかったり、
精神科だとそういうことがよくあるのですが、
そんな中だからこそ、一人一人じっくり考える習慣を作りたいものだなあと思います。
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