というわけで、最初の一冊目!
NLPのすすめ 優れた生き方へ道を開く新しい心理学 ジョセフ・オコナー ジョン・セイモア
NLPのすすめ―優れた生き方へ道を開く新しい心理学/チーム医療

¥2,622
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私が最初に読んだNLPの本です。
NLPの基礎的な概念については大抵書いてあり、
NLPについての基礎知識が深まった1冊でした。
本の構成としては全体で9章に分かれており、
(1)NLPの主な考え方への導入と概観ー現在の状態から望ましい状態へ変化する法。目標。コミュニケーション。ラポールを得るには。人々は皆世界を理解するための独自の地図を持っている。
(2)考えるために内的感覚をどう使うか。言葉と思考の関係。相手がどの内的感覚を用いているかを知る方法。
(3)心の状態についてーいかにして喚起されるか?適切な刺激(アンカーという)を用いてリソースに富んだ湖々どの状態を手にいれる方法は?
(4)単純な因果関係として物事を捉えず、システムとして見る。環境、行動、能力、信念、そして自己同一性を関連付けたロバートディルツの最新の仕事を紹介する。
(5)言語が我々の経験をいかに制限しているか。どうやってその制約を乗り越えるか。メタモデルは人々が語る言葉を明確にするための鍵となる質問を体系的にしたものである。
(6)相手の経験に一致する曖昧な言葉を巧みに使って、相手の無意識に蓄えられたリソースを引き出す方法ー世界的に有名な催眠療法家のミルトンエリクソンに因んでミルトンモデルと呼ばれる。その他、暗喩やリフレーミングや時間の主観的経験について学ぶ。
(7)さらに多くのNLPの応用を学ぶ。例えば、葛藤、連携、価値、ビジネスにおける柔軟性。会議を効果的に行う方法。困難な状況で合意い達する法。
(8)NLPによる心理療法と個人の変化を扱う。古典的なNLPの技法ースイッシ、恐怖症の治療。内的不一致(葛藤)の解消。
(9)思考の戦略について。有名な綴り方の戦略を含めた実際的な例を挙げる。音楽的記憶の戦略やウォルト・ディズニーをモデルにした創造性の戦略も扱う。
の9つの箇所。
これだけ読めば、NLPとは何か?
NLPはどのように開発されたのか?
NLPはなぜ有効なのか?
NLPは今後どのように発展していくのか?
がすべてわかる良書だと思います。
改めて読み返してみて感じたことは、
NLPというこの一見捉えどころのない、いろいろな要素のつまった心理学を説明するときに、
最初に話すこととして、”内的感覚”、”主観的体験”といったキーワードからNLPの話を始めているところが、面白いと思いました。
自分も人にNLPを伝えるときに、どのように伝えるか?悩むこともあるのですが、
まずはこれは人の内的感覚、主観的体験を取り扱ったものなのだという話から入るとよいのではないか?そんな風に思います。
我々は世界をどのように体験しているのか?
この疑問からNLPはスタートするのだなと思うと、
なんだか、ワクワクします。
この本では、バンドラーとグリンダーが、NLPを作っていくときに、
どのようなやりとりをしながら、開発していったのかのエピソードも垣間見れる本になっており、
そのあたりもなんだか読んでてワクワクするところです。
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