老健施設の悩み 伝えたときこそ相手の話をよく聞く | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!



先日、blogにて老健施設で働く職員の悩みを募集しています!と書かせていただきました。

それからずっとたくさんのお悩みや質問が私のところに寄せていただいております。

今回は私のblog仲間でもあるこまちんさんからからこんな質問をいただきました!!!!



【リハ部門の悩み

  リハビリ部門はやはり施設では少数派です。だからこそ折衝力・コミュニケーション力が求められます。

  療養棟の現場に何かを提案、たとえばいつもと違うレクのとりくみ提案とか、転倒事故後の対応策などを話したとしても、

  「リハは生活の一部だけしか知らないからそんなきれいごとが言える」

  「人手が足りないのに、そこまではムリ」

  「そんな難しい移乗介助は私たちはできない」

  などなど、時間・人・環境などの理由をもとにうまくかみ合わないこともしばしば・・・

  とくに経験年数の少ない療法士の受け入れは大変です。】


と、、


こんなご相談をいただきました。

こういった問題になかなか特効薬ってないような気もしますが、

NLPの考え方から一つアドバイスできるとしたら、

まず自分達のやりたいことを伝える前に、介護スタッフさんの困っていること、やりたいことを引き出すことかと思います。


相手の困っていることややりたいことを引き出し、そこに自分達のできること、やれることを合わせていくというイメージでしょうか?


もっと楽に介護したいというニーズを引き出したり、介助方法の提案をしたり、

日々のレクがマンネリでつまらないというニーズを引き出してから、新たなレクやイベントの提案をする。

っていう感じでしょうか?

もちろんこの私のアドバイスも、

「そんなことで簡単にうまくいくなら、苦労はしないよ!」って思われるかもしれませんが、

連携がうまくいかないときって、多くの場合自分が相手の話をあまりよく聞いていなかった。

そういうことってよくあるものです。

少なくても私はそのような失敗をたくさんしました。


伝えたいときこそ、相手の話をよく聞く。

こういうことをやれたらもっと人に伝わるのではないかと思います。

この内容が何かみなさんの参考になれば嬉しいなと思います。


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認知症のある方への作業療法 中央法規出版より本を書いています。(共著)