話が長くなっちゃう患者さんには | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

リハビリの現場で働いていると、
話の長い患者さんって結構いるものです。



セラピストからリハビリの説明やADLの状況など聞きたいのに、患者さんが関係ないことばかりベラベラしゃべって困っちゃう。


リハビリの時間は20分しかないから、もっと大切なことを聞きたいのだけど、
患者さんが気持ち良さそうに話しているので、こちらから話題を切り替えるのは、話を遮ってしまいそうで気が引ける。


こういうことって結構あるのではないでしょうか?



こういう患者さんの場合、
たくさん話したいという気持ちが強かったり、
話を短くまとめるのがら苦手で、ついつい話が長くなってしまう。と傾向があります。



こんな時は、
NLPのバックトラッキングというコミュニケーション術を使うと、相手の関係を崩さずに自分の聞きたいことを聞くタイミングを、作ることができます。


バックトラッキングとは、相手の話を、まとめて伝え返す。
ということです。



例えば
相手がいろいろな思いを語っていらっしゃる時には、
『なるほど~
○○な思いがあるんですね。』とか
『△△と考えていらっしゃるんでふね。』と相手の話を伝え返した後に
『たくさん話したい気持ちがおありの中、話を変えてしまうようで申し訳ないのですが、、、』
と、自分から聞きたいことを質問するとスムーズに答えてくれることが多いものです。



もしみなさんの臨床でもできそうな場面があったらやってみてください。



4月21日にこのようちょっとしたコミュニケーションのスキルをお伝えする、リハビリ職のためのらくらく簡単コミュニケーションセミナーを行ないます。


興味のある方ぜひご参加ください。