ロバートディルツさんワークショップ | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

10月6日7日8日と3日間ロバートディルツさんのワークショップを受けてきました。


3日間いろんな事を教わったのですが、

今一番感じているのは、

NLPってなんて奥が深いのだろうか!?というNLPの面白さを感じた3日間でした。


3日間かなりいろんなワークも行いつつ、NLPを体験したのですが、どんなワークをしたのか、
ワークについても伝えたいのですが、やはりワークというのは体験するもので、なかなか上手く伝える事ができそうもありません。




ですので、ワークの事以外で、印象に残った事をいくつか書きます。



ロバートディルツさんは、第3世代のNLPという観点から、
フィールドとつながるという事を何度も強調して話していました。


フィールドとつながった時、自分の認知で考えているのでは、絶対に出てこない発想が出てくる。

そういった事を言っていました。


モーツァルトは、曲を創る時、頭で考えてメロディを作ったりはしないそうです。

自然と、メロディが天から降ってくる。その感じたものをそのまま音楽にしていく。

そういう感覚なんだそうです。



それからロバートディルツさんは3種類の脳について教えてくれました。

それは爬虫類の脳、哺乳類の脳、人の脳という考え方です。
1つ目の脳は、「爬虫類」の脳です。

この脳は、「怖い」という感覚を感じて、「戦おう」としたり、「逃げよう」としたりする脳です。


そして、この脳の事をディルツさんは認知的にものを考えている時に使う脳だと話していました。




そして、二つ目の脳が、「哺乳類の脳」です。

これは感情を感じる脳だと言っていました。

そして第3の脳が「人間の脳」です。
この人間の脳っていうのは生成的な脳で、まったく新しいものを生み出す事ができる脳っていう事です。

危機的な状況で、フィールドとつながる事で、まったく新しいものを生み出す人の脳を使っていこうという事です。




それからフィールドとつながる一つの方法として、「COACHステート」というものを紹介してくれました。

COACHステートというのは

C center 自分の中心を感じる
O open 心を開き胸を開いている状態
A awareness 頭がクリアーでいろんな事に気づいている状態
C connected 大地とつながり、空ともつながり、自分自身としっかりつながっている状態

H holding すべてのものをつつみこんでいる状態

この5つを満たす状態です。


そしてワークの前やワークの最中に、
所々この「COACHステート」をとる機会があるのですが、
これをすると自分の認知的な考えを超えた所から新たなアイデアが浮かんでくるという事を何度も体験しました。



余談ですが、このCOACHステートというのは、
レイキでいうセンタリングやグランディングの感覚に近いなと思いました。


そう考えてみると、
レイキというのは、シンボルとマントラを使って、いい状態っていうのを、自分の中にアンカリングしていくという作業なのかなと思います。



まあそれはともかく、今回のセミナーでもう一つ、印象的だったのは、ロバートディルツさんが話してくれた事です。

「今、ジョングリンダーとロバートディルツとジュディスディロージャとスティーブギリガンらでNLPの歴史っていう本を書いているんだ。
リチャードバンドラーが何故参加してないかっていったら、
たぶんジョングリンダーが参加してるからだろうね。
彼らはもう少し彼ら自身のためにNLPを使う必要がありそうだね。」って話してくれました。

そして「フフフ」ってイタズラっぽく笑っていました。



NLPの創始者二人が喧嘩してしまっているっていうのは、NLP業界ではわりと知られている事のようですが、

それについてディルツさんは、軽く触れながらも、イタズラっぽく笑っている所が、
なんだかさわやかに見えたのです。

私には、そういういろんなNLP関連のゴタゴタな事も、優しくholdingしているように見えて、
ディルツさんって素敵な人だなあって思った出来事でした。


まあいろいろと書きましたが、とにかくNLP創始者の一人に出会えて、いろいろとトレーニングを受けてもっともっとNLPを学びたいってモチベーションの上がった3日間でした。





英語を勉強し始めようかなあ~って思いまず。