COPM練習会を開きたい! | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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今日は、私生まれて初めてCOPM(カナダ作業遂行測定)という評価法を行いました。


訪問リハビリに出るようになり、こういったクライアント中心の評価を使ってみようかなと気分になったのです。



実は私、作業療法士として恥ずかしながら、COPMを使うのってまったくもって初めてです。





COPMというのは作業療法独自の評価法です。


クライアントにとって大切な作業は何かを評価し、それがクライアントにとってどれくらい出来ていると認識されているのかを評価するものです。(多分・・・)



基本的には以下の4段階からなっていて

第1段階 重要な作業の探索
第2段階 優先順位の決定(10段階で重要度評定)
第3段階 これから取り組む作業の決定と遂行度と満足度の評定
第4段階 遂行度と満足度の再評価

となっています。


まったくもって初めて使うCOPMだったのですが、第1段階を進めていくのが難しいなあ~と思いました。


「対象者にあなたにとって大切な作業はなんですか?」と聞き出す事が非常に難しいです。

質問される人にとっては、まず“作業”という概念を理解する事から始まり、ここがなかなかポイントになるなと思います。





ここを聞く事に関しては、COPMでは特に構造化されていないみたいで質問者の話術にかなりかかってくる所があります。



だからこそここが面白い所であり、練習の必要な所だなと思いました。



ちょっと誰かと一緒にCOPMの練習会をしてみたいなあと思っています。


そんなお気持ちのある方いればぜひお声かけください。