空き地のスピン系エントロピー(その6)

 

 

 郊外の高圧送電線沿いの住宅街に、庭にPHSの基地局アンテナを立てているお宅がありました。庭木の手入れがよく行き届いたお宅でした。PHSの電磁波はその周波数の低さから比較的安全とは言うものの、電磁波の害の懸念から注目していたところでしたが、この間通りかかって驚きました。そこには家はなく完全に空き地に整地され、不動産屋の看板が立っていました。おそらく昨年(2023年)の11月くらいの解体ではないかと思われます。

 時期が時期なのでコロナなども考えられますが5Gの進出時期とも重なるので、スピン系エントロピーの増大に伴う変化の可能性もあります。

 

 スピン系エントロピーは測定していなかったのですが、2022年1月に写真を撮っていましたので、それからスピン系エントロピーを測定してみることにしました。

 まず、この場所付近の磁流ライン配置は下図のようです。主要ラインは副交感神経側のライン(赤)と交感神経側のライン(青)いずれも来ていませんので、電磁波の影響でスピン系エントロピーが増大しやすい場所といえます。



空き地になった元住宅(黄○)付近の磁流ライン配置

 2022年1月時点、明らかに生活があったころのこのお宅の写真画像からスピン系エントロピーを測定してみると、スピン系エントロピー値は比較的に安定していて、60回測定平均で1499.7、最大値で5552.0というデータでした。平均の1499.7はどこでもよくみられる値です。

 2024年2月、空き地になって直後の測定では、数値の変動が激しくなっており、最大値で5775.5と比較的に抑えられているものの、平均値が60回測定平均で2252.0と、大きなスピン系エントロピー値の増加が観測されました。

 

 この場所で現在の電磁場環境を測定してみると「電磁波測定器」(Tenmars TM-190、4G用)で、磁界が4.37mG、電界強度が10V/m、高周波が27.6μW/m2という結果でした。5Gを含むWi-Fiの波源は12でした。何といっても磁界の4.37mGは大きすぎます。長年高圧送電線にさらされていた結果なのかもしれません。この値だとスピン系エントロピーの平均値の増大はうなづけます。


 やはりPHSと高圧送電線ではそれほどではなかったが、そこに5Gや5Gを含むWi-Fiの電磁波が加わることによって、電磁波の多重連結性が大きくなり、スピン系エントロピーが急速に増大、盛運が衰え、健康運が落ち、亡くなられたかもしれない、そんなストーリーが成り立ちそうです。

 

◎人工電磁波の背景にある磁流配置を整えてスピン系エントロピーを下げる装置:

 

 

 

 

◎スピン系エントロピーの測定をしてみませんか?測定には現物や現場である必要はなく、気になるグッズやその場所の、写真(=画像データ)をお送りいただければ、当方開発の検出方式によって、画像データからグッズやその場のスピン系エントロピー値を正確に得ることができます

 

 

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