本日、1/24(日)東京田町で建築積算士試験を受けてきた。
お正月に近くの「品川神社」でお参りし、箱根駅伝での不思議な虹を見ましたが、その足でいつもお世話になっている「高輪神社」にお参りに行った。
途中、旧東海道の「荏原神社」にもご挨拶。
今年も宜しくお願いいたします。
(1) 高輪神社での不思議なお話
昨年2020年10月25日に高輪で、「建築コスト管理士」試験を受け、その試験前に、参拝してからおみくじを引いた。
そして正月がこの下。
びっくり!
建築コスト管理士試験前と、2021年正月で全く同じだった。
「ただ今より来年(次のこと)をよくよく考えてやりそこなわぬ様十分の注意をしておきなさい」
そして、「大吉。安心して勉学せよ。」
ありがとうございました。
この後、建築コスト管理士、技術士筆記と発表があり、お陰様で無事合格。
高輪神社の神様は凄いな~といつもながら、驚きます。おみくじの御神託バッチリ。
あと2つ。建築積算士試験も頑張るぞ~。
(前回の高輪神社でのブログ)
(2)建築積算士
建築積算士試験(2次)からの流れ
受験申込(2次) 2020年10月1日~
①「受験資格通知」到着 2020年10月17日
②「受験票」 到着 2021年1月13日
③「2次試験実施」 2021年1月24日(日)
事前にホームページで確認。
やはり緊急事態宣言の下、試験は行われるとのこと。
① 受験資格通知
「受験資格通知書」
② 受験票
試験の10日前着
コロナに関する宣誓書も提出すること。
さて、いよいよ試験本番!
(3)建築積算士 2次試験
今日は、久々の雨。
天気予報だと雪だったが、何とか雪は免れることができた。
ありがとうございました。
試験会場はJR田町駅から徒歩5分のところ。
グランパレス・カンファレンス3F、4F
男性と女性で分かれているようです。
301号室(大部屋)(男性のみ)
1次通過者が60名、2次からが10名、計70名。
302号室、303号室(男性のみ)
2次から、32名
10時から17時まで、みっちり。
いざ、試験会場へ。
1時間前に到着。1番乗りだった。
いよいよ、5時間30分の長丁場始まります。
席は間隔を空け、ゆったりです。
普段の試験もこうであって欲しい。
若い人が多い試験です。やはり建築積算の登龍門。
論述問題対策などを復習。
実技は、積算拾いです。
A3版の大きな封筒に、試験問題の束、解答用紙1枚、計算用紙が入っていた。各試験毎に大きな封筒を渡されます。
(4)試験問題は?
(ⅰ)積算全般15題 (15点)
(ⅱ)躯体25題 (25点) (ⅰ)(ⅱ)で2時間
(ⅲ)鉄骨15題(15点)
(ⅳ)仕上25題 (25点) (ⅲ)(ⅳ)で2時間30分
(ⅴ)記述小論文2題 (20点) 1時間
(ⅰ)~(ⅴ)で、0点があると、足切で不合格。
合計100点。60点以上で合格(点数と配点は想定です。未公表)
(感想)
数量積算実技で、解答は、小数点第2位。途中の計算が違うと、連結している問題が多く、続けて全部間違う可能性あり。
試験時間中、ずぅっと、集中力を切らさないようにする試験で、大変疲れます。
最後まで、気が抜けなかった。
①躯体積算(午前の部)
RC造の拾い(型枠、鉄筋、コンクリート、圧接数)25題を拾います。
今回は、基礎フーチン、基礎柱、大梁、小梁、スラブ、壁を拾った。
②鉄骨積算(午後の部)
鉄骨柱、鉄骨小梁で、型鋼、切板、溶接長さ、ボルト数など15題を拾った。
③仕上積算(午後の部)
床、壁、巾木、天井、回縁、LGS間仕切壁など25題を拾います。これが大変だった。電卓とマーカーはOKです。さすが積算試験。
数量は、ある一定の積算ルールに従い、小数点第2位まで。
正月から時間を測り、過去問2011年~2019年をダウンロードしてひたすら解いた。
「いかに計算ミスをしないようにするか」、これがポイント。下書き用の計算用紙への書き方を自分なりに工夫した。
【ここで四捨五入の考え方について】
小数点第2位を四捨五入する場合でも2通りあります。
A:2.348+3.125=5.473→5.47
B:2.35+3.13=5.48
この場合、Aの方法でも、Bの方法でもこれらの解答の誤差は正解の範囲となります。即ちAかBのどちらでも正解になります。
但し、【鉄骨の場合は】
「全溶接構造の鋼板の場合は、短辺方向は小数点以下第3位まで計測、計算する」とあるように、計算は、途中mm単位で進め、最後に四捨五入することになります。過去問の解答例の通り。
三日月さんより、上記の質問があったので、補足させていただきました。ありがとうございました。
④記述問題2つ(午後の部)1時間。
短文記述は、積算士の場合、毎年2題、新しい問題から出される。過去問は、あまり出ない様です。
今年は、
①「設計図書の不備への注意事項」
②「ネットワーク工程表」
①は、「建築コスト管理士」の過去問だったので、昨年も試験を受け、事前にも見ていた。
②は、「1級施工管理」でもよく出る問題で、比較的に解き易かった。
この他にも、午前の部で、設計数量から所要数量(ロスを見込んだ数量に直す)を計算させたり、工事原価、各種経費を計算する問題が15問ありました。
建築積算士は、建築コスト管理士と共に、過去問9年分が自由にダウンロードできます。基礎とは言え中々むずい~。
10:00から17:00までの長丁場の試験。
疲れた~。
皆さん、お疲れ様でした。
合格発表は、3月1日(月)10:00
17:00、辺りはもう、暗くなっていた。
さて、次は、いよいよ
技術士 総合監理部門 口頭試験。
これから、準備開始です。
いつもありがとうございます。