建築コスト管理士 試験 受けた | 技術士・50代サラリーマン の「スピリチュアル・スポット巡り」と 挑戦日記

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日常は資格習得の勉強に、休みには各所のスピリチュアル・スポット巡りを楽しむ「グリズリー(大熊)のブログ」です。

令和2年10月25日(日)快晴、絶好の行楽日和。

 

建築コスト管理士試験を受けに、高輪ゲートウエイ駅に向かった。

 

 

(1) 高輪ゲートウェイ駅へ

 

 

高輪ゲートウェイ駅は、山手線で49年ぶりの30番目の新駅。

 

設計は建築家の隈研吾で、国際交流拠点の玄関口として「和」を感じられるデザイン。福島県産の杉材を活用した。国立競技場も同じですね。

 

この大空間、日本では珍しく開放的ですね。

映画「未来のみらい」の1シーンのような感じ。

 

映画「未来のみらい」より

 

床も木質系です。

 

 

試験会場には12:35集合。駅には、11:30着。

まだまだ時間があるので、試験前に高輪神社で、参拝をすることに。

 

(2) 高輪神社への立寄り

 

ここは私の人生相談所でもあります。

 

(ブログ)高輪神社(港区)での 不思議!

https://ameblo.jp/nkumakuma/entry-12236459994.html?frm=theme

とにかく、ここのおみくじによる教示で、救われました。

 

 

今日は七五三ですね。

 

 

 

今後の自分の進むべき方向を考えている最中・・・。

 

おみくじを引いてみた。いつも何かヒントをいただけます。

 

「ただ今より、来年のことをよくよく考えなさい

早くて吉

そして、いつもの「安心して勉学をしなさい

 

 

厳しいけど、とても優しい神様です。

いつも、ありがとうございます。

 

 

(3) 建築コスト管理士試験

 

笹川記念館へ

 

 

笹川良一さんは、「世界は一家、人類はみな兄弟」で有名です。

試験会場は、4Fへ。

 

東京会場は、50名+37名+8名=95名でした。

 

結婚式披露宴会場のようです。

 

ゆったりとした座席表。

 

3部屋に分かれて、一番大きい部屋。これで50名

 

携帯をしまって、いざ試験。

 

お昼の12:50スタートで、夕方17:40までみっちり。

 

 

①学科試験

12:50~15:20(2時間30分):4問択一 60問

 

4択問題の60問は、50問ぐらいから、飽きてきます。

 

集中力が切れそうな、第59問目

むずい問題で、最後、目まいがした。

 

認定ファシリティマネジャー試験を思い出しました。

https://ameblo.jp/nkumakuma/entry-12238052943.html

 

 

 

(問題59)

コスト管理業務に関わる法的責任に関する以下の記述について

不適切なものがいくつあるか?

 

a. 一般的にはコスト管理業務について、「業務費見積書」を使用することもあり、法的効力としては「業務費見積書」が優先的に適用されることが原則であるが、背景にある民法についても把握しておく必要性は高い。

 

b. 契約責任の検討のための前提として、コスト管理業務の性質を検討すると、業務内容が具体的に決まっているか否かによって、「請負契約」か「準委任契約」かに分かれることになる。

 

c. 民法改正において、建築業界に最もインパクトを与えたのが、従来の「瑕疵」概念を放棄して、新たに契約不履行責任という概念導入した点である。

 

d. コスト管理業務は、建築のコストや入札金額などの金銭に関係する業務であるから、談合や価格カルテル(独占禁止法で規定されている不当な取引制限のひとつで、事業者が競争業者と共同して公共の利益に反して価格面での競争を実質的に制限すること)への関与を十分に注意する必要がある。

 

 

答えが一つでない、試験問題は難しい。

この様な問題形式は、今回初めて。技術士総監試験みたいです。

 

解答は、来年の4月公開となります。

 

 

とにかく集中力を最後まで切らさないことが大事。

 

 

②短文記述試験

 

15:40~17:40(2時間):小論文5題【200字x5問】

全て必須問題です。選択なし。

小論文は、全て過去問からの出題だった。

 

【問題1】コストの有効性向上させるとは何か?

【問題2】VECDの根本的にな違いを記述せよ。

【問題3】建築プロジェクトのフィジビリティスタディの必要性とは?

 

【問題4】総合評価落札方式とはどのような方式か具体的に記述せよ。(技術士試験に出てきそうな問題)

 

【問題5】的確な工事費内訳明細書を作成する上での数量の相互チェックについて、具体的に記述せよ。

 

 

記述論文は、10年分の過去問を全てもれなく、勉強するのが大事。今年は、BIMなんかが出るかと思っていたが。

 

受験生は、東京で95人、全国10都市の会場で、全員で200人ほど。合格基準点は、60%と言われているが、不明。

 

この試験もベールに包まれています。

 

建築コスト管理士は、PAQS(太平洋積算士協会)における二国間相互認証の対象資格であり、すでに、香港、カナダ、シンガポール、ニュージーランドとの間で相互認証されている。

 

建築士技術士によるAPECエンジニアと同じですね。世界的な技術者同士の相互交流は今後グローバルな世界でとても重要です。

 

 

 

(4) 合格発表

12月15日(火)10:00ホームページにて。

 

 

(建築コスト管理士のブログ)

・建築コスト管理士試験 受験票

https://ameblo.jp/nkumakuma/entry-12629327583.html?frm=theme

 

 

 

 

(5) 次の試験予定

次は、約1か月後にあります。息つく暇なし。

 

1) 12/6(日) 1級管工事施工管理技士 実地試験

2) 1/24(日)建築積算士 試験

 個人的には、こっちの積算士試験は実技もあり、大変だと思っています。実技試験も4時間30分、短文論文1時間と、とても長い~。

 

そんな中、次の連休で、久しぶりの息抜きをしてきます。続きませんものね。東京→宮崎→熊本→大分と、車で縦走し、神社巡りを楽しむ予定。

楽しみ~。

 

 50代になって、ちょっと難しい資格に挑戦してきました。仕事での実学に加え、資格を習得することは様々な面で、メリットがあります。手当なんか貰えたり。それと、特に試験でのドキドキ感は今でも10代の頃と変わらりません。精神的にも「身体の鍛錬」にも通ずるものがあるのでは、と最近思うようになりました。好奇心もふつふつと湧き上がるし、まだまだあれこれ挑戦してみたい、と考える今日この頃の50代です。

 

 

皆様も、勉強に、スポーツに、行楽に、このいい季節を楽しみましょう!

 

いつも皆様ありがとうございます。