脱税:2社と経営者が4000万円 法人税法違反罪で起訴 /静岡 | 脱税・申告漏れ日記

脱税・申告漏れ日記

大阪の若手税理士が巷に流れる脱税・申告漏れ報道の裏側を分かりやすく解説します!

『脱税で不動産会社社長ら起訴 静岡』
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110729/szk11072902330002-n1.htm
MSN産経ニュース 2011.7.29 02:33

『脱税:2社と経営者が4000万円 法人税法違反罪で起訴 /静岡』
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20110729ddlk22040246000c.html
毎日新聞 2011年7月29日 地方版


水増しした修繕費を還流させる手口で法人税を脱税したとされる事案
・静岡地検から法人税法違反容疑で起訴されたのは、ビル管理業のKB社(静岡市葵区)とKS社(同市駿河区)両社のK社長(71)=焼津市=。
・同社長は運営する賃貸ビルの修繕費を水増ししてリフォーム会社に発注。
・水増し分はさらにリフォーム社から複数の建築業者に架空発注→建築業者側が架空分を同社長にキックバックしたとされる。
・2011年5月、約1億3000万円の所得を隠し、法人税約4000万円を脱税したとして、名古屋国税局が静岡地検に告発。
・2011年7月28日、静岡地検が起訴。


以下の記事の続きです。

<関連記事>
脱税:法人税脱税容疑、不動産2社告発--名古屋国税局 /静岡


脱税額1億円が起訴されるかどうかのラインとされていた時期もあったようですが、最近は起訴のハードル(?)が下がって、今回のような4000~5000万円台でも起訴されています。


脱税の摘発件数が最近になって急激に増えたわけではないようですので、単に事業者側の利益が全体的に減少傾向にあり、脱税額が多額になりにくくなっているためではないかと思います。



脱税秘録 カリスマ税務調査官、36年間の「現場摘発白書」


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