あけましておめでとうございます。
新年早々、そうも言ってられない災害や事故が続いていますけど、悲しいニュースは打ち止めにして欲しいと願うばかりです。
ところで、遅くなりましたけど、ドラフト会議2023最終企画として、某ドラフト専門紙と私的評価の比較をお送りしたいと思います。
ちなみに私的評価のポイントは
①補強ポイントに合っているか
②事前の一般的な評価※某ドラフト候補者ランキングを参考に
※今年は大学生投手が豊作との事前情報に沿ったランキングとなっていましたが、実際は社会人、独立リーガーが多く指名されていますのでその点考慮しています。
③入札、指名の立ち回り
④個人的なおすすめ
などです。
2023年プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD
指名順に表示すると
私的評価 某ドラフト専門誌 評価点差
85点(10) 60点(12) ▲25点 中日
90点(7) 80点(8) ▲10点 日本ハム
80点(12) 73点(11) ▲7点 ヤクルト
95点(4) 83点(3) ▲12点 埼玉西武
90点(6) 77点(9) ▲13点 巨人
85点(9) 80点(7) ▲5点 東北楽天
95点(3) 85点(2) ▲10点 DeNA
95点(2) 82点(4) ▲13点 ソフトバンク
100点(1) 80点(6) ▲20点 広島
80点(11) 75点(10) ▲5点 千葉ロッテ
85点(8) 80点(5) ▲5点 阪神
90点(5) 88点(1) ▲2点 オリックス
以上の結果となりました。
私も事前情報でお世話になっていますので、結果が似通ってしまうのは当たり前ではありますけど、他媒体も参考にしていますし、巨人に関しては情報量が違うのでどうしても一般的評価と良くも悪くもぶれが生じます。
では、主だった評価点差の大きいところを
中日:順位で言えば同様の評価なんですけど点数の差については、正直厳しすぎだと思いますし、指名された人にも失礼だと感じています。単純にここ数年二遊間の指名が多い事からですが、昔からショートを守れるセンスがあればコンバートは容易いとか、そもそもショートにセンスある人が集中などと言われていましたから、不動のレギュラー不在の中でのダブつきは仕方ないと思っています。競争の中で出場機会が無ければ積極的に移籍を考える流れにもなってきていますし、来年以降結果で見返して欲しいなと思います。
広島:私的評価では満点ドラフトと評価しましたけど、専門誌では指名した大学生投手に安定感が無く、所属選手との差別化も無いとの厳しめの評価。(懸案の内野手については有力候補が少なかったことを考慮されてます。)個人的には育成含め所属選手は増加傾向にあるので、球団内で競わせる事でレベルを上げる事もトレンドと考えています。
ソフトバンク:こちらの球団の評価に関しては微妙です。専門誌的には無難なまとまりある指名と高評価も他球団とのバランスから点数を調整されている様子。私的評価に関して言えば、前田投手を評価していた事もあり若干評価が高過ぎたかなと反省もあります。
個人的には、指名順を十分に活かしたか、1位入札公表を活かしたかなども加味しているため順位に差はあれど、点数的には概ね許容範囲だったのではないでしょうか。
昨年のドラフト自体が、大学生投手中心に豊作と言われており、各球団十分期待出来る指名が出来たと感じていますので、春キャンプからオープン戦と楽しみに待ちたいと思います。