昨日のブログの最後の補足に
下記のようなことを書きました。
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②製造系3DCADを使って
部品単体やアセンブリの3Dモデルを作成し
2D化した後にAutoCADに書き出し
寸法・注釈はAutoCADで記入する
という使い方があります。
ただし、お勧めはできません。
(その理由はまた別の記事で)
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Autodesk InventorやFusionの講座を
実施する企業は
それまでAutoCADで2D図面を
作成されていたところが多いです。
2D図面では、文字、寸法、注釈などの
自由度が高く、良くも悪くも
自分の思い通りに記入することができます。
製造系3DCADは、そのあたり
融通がききません。
その為、3Dモデリング&2D図面化までを
製造系3DCADで行い
2D図面仕上げは、AutoCADで行う。
という手順も考えられます。
ただし、これをやってしまうと
3D形状に変更が発生した時に
再度2種類のCADソフトを使わなければなりません。
また、2D図面の書き出しが必要となり
図面ファイルの数も増えて、管理も煩雑です。
図面の仕上げは手慣れたAutoCADで処理したい
という気持ちはわかるのですが
そこは我慢して、製造系3DCADでの
図面作成一本に絞った方が
基本的には良いと考えています。
このあたりの考え方も含めて
次回は
早く2D図面を仕上げる方法について
書いてみたいと思います。
- Autodesk Inventor 少し変わったロフトフィーチャの使い方について
- Autodesk Inventor Studio でできる単一パーツの変形アニメーション
- Autodesk Inventor の講座を実施している業界
- Autodesk Inventor の間違った入力をよく見かけます
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