こんにちは、総合格闘技 空手道禅道会 東京支部長の西川です。

 

前回のBlogで黒帯取得のマル秘を教えます。

 
みたいなこと書いたので、せっかくですから、私なりの黒帯取得法を記事にしようかと…
 
禅道会の昇級昇段は他の空手団体と少し違います。
 
審査会で、ストレッチ、基本稽古、移動稽古を審査して組手審査を見るというのはどこも一緒だと思います。
しかしうちの団体が違うのは、その組手審査を大会の試合で代替えすることができるということです。
 
なぜなら審査会と大会がほとんど同日に行われるからです。
 
このシステムはあまり他の団体では見られないシステムで、何年か前から変わったのですが、私が入門した頃は一般部は5級までは試合に出る人は基本稽古、移動稽古の審査も免除でした。
 
それは基本稽古移動稽古の本当の意味合いは、帯上にならなければ理解できないという考えからと教わった覚えがあります。
 
ですので、とにかく下帯の頃は試合に出まくったものです。
 
禅道会では、無級からスタートして9級〜5級まではRF新人戦ルール(スーパーセーフ着用2分30秒打撃中心で投げ技と10秒間だけの関節締め無しの寝技)
 
4級〜3級はRFアクセスルール(スーパーセーフ着用3分30秒寝技50秒が二回まで、締め関節パウンド有り)
 
茶帯黒帯になるとRF空手ルール(ヘッドギアオープンフィンガーグローブ5分で寝技1分、当時は10分の寝技2分、締め関節パウンド有りの総合ルール)
 
初めて出た大会で、準決勝で左拳を骨折して、そのまま掌低をつかって新人戦優勝。二回目の大会では今度右拳を骨折して同じく掌低を使って試合して優勝(そういえば当時は頭突き肘もありでそれも使いまくりました)、当時の故日下道場長から
「おまえ全日本出ろ」と言われまだ青帯で、体育館の板間でやっていたので、寝技の練習はほとんどしてなかったのに出場して蹴ったらすぐに足をキャッチされてこかされて腕ひしぎ十字固めで負けて、、、、みたいな感じで帯をどんどん上げて行きました。
 
もともと若い頃は全く帯の色とか興味は無く、むしろ「白帯で強かったらカッコ良いじゃん」くらいのつもりで空手をやっていたのでしたが、30歳過ぎて「せっかく空手やキックをやってたのに、黒帯取ってないな、、、」と後悔して、それでまた空手を始めた経緯があったので最初から黒帯取ること目標にしていたんです。
 
それで、確か4級か3級を受験する時に、仕事が忙しくて大会出るほど調整ができないからと、審査会のみ出たことがありました。
 
そのときの組手の受け手をしてくれたのが当時関東地区最強の呼び声が高かった横浜支部にいたI先輩でした。
 
私はその前にいた正道会館で何度か組手審査を経験したことがあったので、普通に組手をやるつもりでいたのですが、審査会の始まる前にI先輩が私の所に来て
 
「今日組手の受けてやりますIです、よろしくお願いいたします。受け手指導員って初めてやるのですが6割くらい力でいいんですよね?」
 
と笑顔で話かけて来たので
 
「ああそうなんですね、ではお手柔らかにお願いします。」
 
と事前に打ち合わせがありまして、なんて良い人だと(笑)
 
で、そんなつもりでリラックスして組手に望んで、サウスポーだったの最初軽く右ミドルをガードの上を蹴ったんです。
 
そしたらマスク越しに突然殺気を感じて、フルスイングの左ストレートガツンって、、、
 
「あっこいつ裏切りやがった!」
 
とキレてそこから、ガチガチの殴り合い(笑)
 
タックルで倒したらそのままフロントチョークのようにロックされて、倒れ際頭からDDTで床に叩きつけられて
 
「痛っ」
 
と思ったらスーパーセーフのガラスの角が唇に当たって歯が突き刺さり、大流血してガラスが真っ赤
 
そのとき審判をしていた市ノ瀬先輩が
 
「大丈夫か?うん大丈夫だな、やれるな」
 
(えーーっ、これ大丈夫じゃないでしょ)
 
と思いつつ続行、とくに勝ち負けもつかぬまま組手が終わって下唇に穴が空いて、ものすごく不服だったのを覚えております。
 
(そのあと市ノ瀬先輩から「大丈夫唇は3日くらいで閉じるよ。俺なんかその穴からウイスキーをピューっと出して消毒したもんだよガッハッハー」と、それでその夜の打ち上げで真似したらめちゃめちゃ沁みて痛かった、、、良い時代でした)
 
その時に、
 
「こんなガチでやるなら最初から大会出てれば良かった」
 
と強く思いそれ以降はいつも試合審査を受けておりました。
 
ちなみに、この次の年の全日本の予選で大会で当たることになり、ここぞとばかりにヒザ蹴りでKO勝ちして、この時の思いは晴らしましたが、、、(笑)
 
そしてこの当時、すでに六本木同好会は立ち上げていて同好会長として指導をやっていたのですが、小金井道場長だった日下先輩が体調を崩して長野に戻ることになり、小沢首席師範から「確か次茶帯だったよな、うちでは茶帯から道場長がやれるんだ、お前やれ」と小金井道場も代表を急遽やることなり、そんなこんなで2級茶帯となりました。
 
しかしここからが他の空手団体と違う、黒帯は全日本大会、もしくは全日本予選、もしくは茶帯トーナメントで優勝しないともらえないという高いハードルが待ち受けているのでした、、、、
 
長くなったので、次回に続きます。
 
 
 

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