もうみなさまはご覧になったでしょうか?
武道、格闘技好きな人なら年末のRIZINはマストですよね。
私も今年はのんびりネット配信で見ようと思っていたのですが、先日息子と食事をしている時に
「最近趣味が出来たんだ」
と言うので
「何の趣味?」
「武尊とかRIZINとかスマホで観てる。」
「ミルコ・クロコップとかカッコいい」
「えーーー!!」
小さい頃から、禅道会空手を教えてたのはもちろんのこと、後楽園ホールとか新宿フェイスとか格闘技会場連れて行って、少しでも興味持つようにと教育(洗脳w)中学生くらいになって来ても特に興味を持たず。
何となく格闘技からフェイドアウトしていった息子さんだったので
「興味ないこと無理強いしても仕方ないな、好きなことやってくれれば良いし」
と、ここ数年空手も辞めて放置していました。
そうしたら突然のスイッチオン。
「なんだよ興味あるなら、年末のRIZINチケット取ってやるよ」
と、その場で2枚チケット押さえて大晦日埼玉スーパーアリーナ行って来ました。
朝倉海VS堀口恭司戦を小沢先生と2人で観に行って以来なので、4年ぶりの大晦日RIZIN生観戦。
昼の13:00スタートで、終了は年越しカウントダウンを超えるというロング興業な所を覚悟しつつ行ったのですが、いや面白かったたです、神興業でした。
何よりも朝倉未来VS平本蓮の再戦を5月に行うというアナウンスが流れ、そこで一気に会場のスイッチが入りました。
長年格闘技を見続けて来て、正直2024年でブームは一区切り、2025年以降は暗黒の時代になると予想していたのが、ここで嬉しい覆しです。
一部の雷神番外地の朝倉軍VS平本軍というアングルも正直、全く興味無かったのですが、その発表で選手も会場もスイッチ入ったのか名勝負続出。
二部もスリル溢れる試合が続き、あっという間の11時間、いや本当に面白かったです。
どの試合が一番面白かったと言われれば、それはセミファイナルとメインマッチ。
ホベルト・サトシ・ソウザVSヴガールケラモフの試合とメインの鈴木千裕VSクレベルコイケの2試合。
ハイクオリティーな打投極が回転する、ジャパニーズMMAの極みのような試合。
ケージではないリングだからこその展開が、スリリング。
専門的な事を書くなら、ハーフガードで固めて相手のダメージとスタミナを奪う展開よりも、やはりキチンとパスガード狙ってポジショニングを取りに行き、そこでひっくり返されたり返し戻したり、立ち上がって脱出してのスタンディングの打撃の攻防。
リスクを背負った試合の方が、見ている側は面白いですよね。
有利な選手が、サブミッションでフィニッシュを狙うからこそ、そこを耐える、返すという名シーンが生まれるわけでして、せっかく四角いリングで戦っているのに、UFCのパクリみたいな戦い方をする必要は無いのでは?と常に思っていたので、この二試合は本当に面白かったです。
何よりも前回のブログでも書きましたが、会場でリアルな空気感を感じながらの観戦は、小さなスマホでの興奮とはやはり全然違うわけでして、中弛みも無く良い時間を過ごさせていただきました。
今回後ろの席で、正直
「結構高いな、、、」
と思っていたのですが、このくらいの感動をしかも親子で与えてもらったと思えば、お釣りが全然来るレベル。
何年か後に
「あの時のRIZIN面白かったな!」
と思い出を共有出来たわけですから、それは関係者選手の方に感謝です。
さて、5月の朝倉未来VS平本蓮2、どうなるでしょうかね?
ドーピング疑惑後の再戦、過去のジャパニーズMMA的には、桜庭VS秋山戦(ヌルヌル)後の、三崎VS秋山のような展開じゃないかと。
知らない人はググってください。
何はともあれ歴史は繰り返すが基本です。
プロ格闘技は2000年前、オリンピアの時代からストーリーがあってナンボの世界です。
これだけのアングルがあって楽しめるのはなかなかあるものではありません。
今年の5月4日まで、みんなで楽しませてもらいましょう!!
その中で1人でも、観るだけの人からやる側の人が増えたらと思う限りです。
押忍
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