日曜日のRF武道柔術関東地区大会及び全国少年茶帯トーナメント、出場者のみなさま、及び保護者のみなさま、そして係役員をしてくださったボランティアスタッフのみなさま、お疲れ様でした。

組技強化のため、投技、寝技に特化したこの大会、今回も200名を超える参加者で禅道会東京支部より沢山の入賞者が出て、大変盛り上がりました。

ご協力ありがとうございました。

コロナ禍の3年間、積極的に接触の多い組技の稽古が出来なかったこともあり、レベルの低下を懸念していたのですが、みなさまの頑張りもあり以前以上にレベルの高い試合が多かったです。

勝ち上がった選手は最後まで集中を切らさず素晴らしい試合ぶりでした。




私が見ていた中だと、小金井教室の長谷川太陽選手、大久保教室の島崎愛里選手、芝浦港南教室の中野愉喜選手、小金井道場の榎本晋也選手、六本木道場の尾上徹選手、5人とも見事でした。




逆に負けてしまった人達は、ワンミスをした時に気持ちが居付いてしまい、集中力が切れてしまいリカバリー出来なかったことが敗因となっていました。

今回は組技の試合でしたが、私たちの本分は総合格闘技スタイルの試合です。

投げられても一本負けではありませんし、ポジションを取られてもそこからの逆転技はいくらでもあります。




人間はAIではありません、ミスをする生き物です。大切なのはその時に感情の揺れを元に戻しリセットして再度エンジンを掛け直しリカバリーすること。

これは武道の試合だけでなく、仕事でも生活でも同じことです。

我々スタッフも、今回初めて4面進行で行ったのですが、その分審判団や進行のレベルが分散してしまい、納得のいかない裁定だったり、投げられた時の怪我があったことも事実です。

実行委員会として今回の反省を踏まえた上で、改善策を考え、さらに安全で気持ちよく試合に臨める大会にしていく。

武道に話を戻せば、時間は数分です。トーナメントならその試合が数回ある。

しかも息は上がり、スタミナはどんどん無くなって疲労していくその中でどれだけ感情の揺れを抑えて集中モードを切らさずに戦えるか?

ミスをするとどうしても、そこに気がいきネガティブな思考になりがちです。

ですから稽古中から、常に最悪の状況も想定して準備する。仕事や生活でも凡ミスをした時にすぐリカバリーする訓練をし意識改革をしていく。

その積み重ねが勝利に繋がります。

人間、試合の時だけスーパーマンになんてなれません。常時戦場、人生は常に戦いです。



さて次回は9月10日(日)に同じく台東区リバーサイドスポーツセンターにて関東地区大会、さらに12月3日には実に4年ぶりになる一般部、少年部合同の全日本大会が長野県佐久市にて行われます。

この大会は、ウクライナ支援チャリティーとして海外からも選手を招き大々的に行いますので、ここを目標にしてにみなさま稽古に励みましょう!

特に今年中に黒帯昇段を目指す人は、この大会での入賞が必須となります。

残り半年間、悔いの残らないようみんなで精一杯チャレンジしていきましょう。

また、禅道会東京支部各道場、各教室では、一般部、少年部共に新しいメンバーを募集しています。

港区、新宿区、小金井市、小平市近辺にお住まいの方

詳細は、下記ホームページからご覧になれますので、ぜひお問合せください。