【Vol.457】
NHKでは
5年ごとに
『日本人の意識調査』を
行っております。
直近では
2018年に
第10回が行われ
2019年に
発表されました。
このなかでも
経営者や経営管理者が
特に意識しなければ
いけないものとして
「結婚」「子ども」「仕事」に関する
意識の変化が考えらえます。
まず
「結婚することについて
必ずしも
結婚する必要はない」と
考えてる方が
2018年は
68%になっていました。
1993年の
51%から
毎回増えております。
「子どもについても
必ずしも子どもを
持たなくてもよい」という
考え方が
2018年は
60%
こちらも
1993年の
40%から
大幅に増えております。
「結婚」「子供」が
当たり前とする
考え方の人は
1993年から
45%→27%(結婚)
54%→33%(子ども)と
かなり減少しております。
結婚して、
子どもが生まれても
職業を持ち続けたほうがよい
と考える人は
60%と多数派となり
1973年20%
1998年46% と
大幅に増えております。
「結婚」「子ども」に関する
価値観の押し付けは
ハラスメントに
当たる可能性もあるため
避けるべきと考えられます。
「理想の仕事」については
(1位2位を選んでもらった場合)
1位 仲間と楽しく働ける仕事(44.8)
2位 健康を損なう心配がない仕事(37.3)
3位 専門知識や特技が生かせる仕事(29.4)
4位 失業の心配がない仕事(24.1)
5位 世の中のためになる仕事(21.0)
6位 高い収入が得られる仕事(20.6)
「仕事と余暇に関する考え方」は
1位 仕事にも余暇にも同じくらい
力を入れる(仕事・余暇料率…38.1)
(1973年3位20.9)
2位 仕事はさっさとかたづけて、
できるだけ余暇を楽しむ(余暇優先…25.7)
(1973年2位28.1)
3位 余暇も時には楽しむが
仕事のほうに力を注ぐ(仕事優先・・・19.4)
(1973年1位35.7)
4位 仕事よりも、余暇の中に
生きがいを求める(余暇絶対・・・10.2)
(1973年5位4.0)
5位 仕事に生きがいを求めて、
全力を傾ける(仕事絶対…3.9)
(1973年4位8.2)
これらより
仕事に対しては
賃金よりも
楽しく・健康的であり
余暇をしっかり休める
ということを
労働者は
求めているということが
わかります。
中小企業としては
できることは限られます。
しかし
楽しい・健康的な職場や
忙しくない時期には
まとめて休みを取れる など
工夫を凝らして
戦略的に
取り組んでいくことが
大切となってくるのです。
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