「保険」と「投資」の違いを理解する。 | 「キャリコン×リスクマネジメント」約1000社の実績で企業の挑戦をサポート! キャリコン/産業カウンセラー/健康経営EXアドバイザー にっしーのブログ

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北陸(主に石川・富山)で事業者さま向けキャリアコンサルティング×リスクマネジメントを行っております。
2級キャリアコンサルティング技能士/国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー/健康経営EXアドバイザー/福利厚生管理士/第一種衛生管理者/メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ・Ⅲ種/損害保険トータルプランナー 等

【Vol.281】

 

「外貨建て生命保険」

苦情が増えていているため

各生命保険会社が

保護対策充実をはかるようです。

 

 

これは

昔からいわれている

問題です。

 

「外貨建て保険商品」

利回りを見込んで

「投資」として購入し

市況が悪くなる と問題として

取り上げられます。

 

 

 

そもそも

『保険』『投資』の違いとは

 

『保険』とは・・・

 

偶然に発生する

事故(火災・死亡・病気など)によって

生じる財産上の損失に備えて

多数の者が金銭を出し合い

その資金によって事故が

発生したものに

金銭(保険金)を給付するための

制度をいいます。

 

『投資』とは・・・

 

将来的に資本(生産能力)を

増加させるために

現在の資本を

投じる活動を指します。

一般的にリスクを

伴うケースが多いものです。

 

 

 

 

 

「外貨建て生命保険」については

むしろ『投資』の意味合いが強いため

保険会社や銀行が販売する際に

説明を怠ってしまいますと

問題になってしまいます。

 

(よく『豪ドル(外貨ベース)では損していません。』と

弁明する担当者はいますが、日本にいるわけで

円から購入しているのであれば損しています。)

 

このように

資金を投入する際には

『保険』『投資』との

内容を理解しておかないと

いけないのです。

 

 

 

 

企業経営においては

意味を理解するとともに

この『投資』『保険』バランス

とても大切となります。

 

近い意味として

『リターン』『リスク』という

言葉があります。

 

「リターン」を得るためには

「投資」が必要であり、

「リスク」を回避するためには

「保険」も大切となります。

 

 

 

 

事業拡大を行っていけば

当然のように「リスク」は増大します。

 

そのため

『投資』ばかりを

行ってきた場合

事業の成長・存続のためにも

バランスを考えて

『保険』も含めた

『リスクマネジメント』を行うことが

とても大切になるのです。