【Vol.280】
昨日は
金沢法人会青年部による
第6回 金沢ビジネスアカデミー
『ケースメソッド』でした。
「ケースメソッド」とは
実際に起きた
経営上の事例を
教材として
その問題を分析し、
討議しながら
解決策を導いていく事を通じて
実戦的な
問題解決・意思決定能力・行動力
を高めて行く教育手法です。
今年は
約30年前のアサヒビール
村井社長、樋口社長の
各々の経営スタイル
そして、
スーパードライの販売から
アサヒビールの躍進について
事例を用いてなど
ケースメソッドを行いました。
具体的に
「ケースメソッド」とは
① まず事前に文章化された
ケース(事例)が届きます。
② 当日までに読み込み
自分ごと として理解し、まとめ
記録しておきます。
③ 当日は小グループに分かれ
ファシリテーターの進行により
意見を発表していきます。
④ 小グループでの討議で
様々な意見を聞く事により
違った価値観や判断基準を学びます。
そして、自論を修正強化します。
⑤ 大グループ(全体)で
討議し、発表します。
大勢の前で話をすることも
訓練となり、
人に伝える表現方法を
学びます。
そして、意見を聞いて
さらに考え方、価値観を
深める ことができます。
⑥ 問題に対する解決策を
導き、検証します。
ここでは、解決策を
正解か、不正解を
決めつけることではなく
分析することに意味があります。
特徴的な事は
⑥でもあるように
「正解がない」ことです。
『あなたならどうするか』を
考え、発表し、討議することにより
自分なりの
問題発見・解決能力
意思決定能力
積極的行動力 を
養うことが目標なのです。
企業研修などに
取り入れることにより
経営者として
リーダーとしての
能力向上を高めることが
可能と考えられます。
私も自分ごとに置き換え
発言・討議したことによって
様々な気づきを発見できました。
来年も
楽しみにしております。