お世話様です。世田谷区松原の㈲日成塗装の長田です。
朝のコルク君散歩ですが、朝日のジリジリした暑さがほんの少し和らぎ早くも秋の気配を感じてきました。
現場作業も少しずつ楽になってきそうですね🎵
さて、今回は前回の投稿の続き
玄関袖壁の木部塗装になります。
既存状況
風雨、傘立てによる雨染みが広がっています。
さて、この部分の塗装どうしましょうか?
通常の塗装屋さんの提案では軽く下地処理をしてシミの目立たなくさせる焦げ茶色など塗料を選定して作業にあたると思います。
でもでも、、、日成塗装では別の提案も致します😁
それは灰汁洗い(あく洗い)を施工し、木の本来の色味を活かしたオイルフィニッシュ仕上げ✨✨✨
もちろん環境によって全てのシミが消えないケースがあり、その際は極力薄めの着色で仕上げる場合もございます。現場調査時の判断となりますのでご了承下さい。
今回のケースは着色無し、漂白作業はせずに木の本来の色味を活かした仕上げを目指します💪
まずは研磨
闇雲に研磨すると綺麗な木の焼け色を失われてしまうので焦らず細目の紙やすりで数回に分けて削り出します。
パッと見は綺麗な下地ですが、、このまま塗装するとシミが浮き出てきますので次の工程に進みます。
あく抜き、シミ抜き作業を繰り返します。
はい!!!
完璧にリセット致しました😊✨✨✨✨
実はこの絶妙な下地造りが大変なんです💦
良く同業の塗装職人さんから『どんな薬品を使っているのですか?』と質問頂きますが、、、
使用材料はメジャーなミヤキ産業の灰汁洗いセットになります。
要は使う人次第なんですよね😊💪
そして木の性質を知ること。
木の種類によっては作業手順を変更したり、薬品濃度も調整したりします。
さらにシミ、アク汚れを落とす際にしっかりとしたすすぎ作業、乾燥が必須となります。
基本に忠実が1番なんですよね。
あとは百戦錬磨の経験値、観察力になります😅
誰でも出来ないのが灰汁洗いの難しさなんですよね✨
続いてはオイルフィニッシュ仕上げ
私が愛してやまない 北三のワトコオイル🎵🎵
外部用で着色無しのナチュラルな仕上げのワトコティンバーガード✨✨
材料を見ても本当にオイル色なんです。
※赤い刷毛は私がオリジナルで着色塗装した一点もの🎵
偶然ワトコオイルのラベルと同じですね🎵🎵
わかる人には分かる 3倍の速さ😆🎵🎵
(シャア専用です)
では仕上げ作業を
綺麗になったでしょ?
より深みが出て綺麗に仕上がりました✌️
艶も仕上げた翌日には無くなります。
⬆️
これがよりナチュラルで大好きなんですよね🎵🎵
百戦錬磨の灰汁洗い作業!
日々成長!日成塗装の木部再生塗装。お試しあれ!