パーク24が強化している海外
駐車場・カーシェアの事情がどうか調べ、購入の検討をしました
【海外の駐車場事情】
・駐車場の空きスペースを探す時間(年)
ニューヨークでは107時間
ロンドンでは67時間
フランクフルトでは65時間
かなり、駐車場には苦労してそうです
・インド
車を保有している割合が高く、駐車場不足により違法駐車が多発
平日の都市部道路のおよそ40%は自動車を停めるだけに占領
対策:立体駐車場や自動駐車場などの導入、車庫証明の導入、路上駐車に罰金を科すなどを検討
(akippa広報)
https://note.mu/akippa_parking/n/nc41856ed242d
・中国
駐車場が足りないのに自動車は売れ続ける
自動車のないライフスタイルをとる若者層が増えつつあるが、地方都市では、自動車を持つことが夢と考える人が多く、地方都市では路上駐車が増え、深刻な自動車渋滞の原因となっている
駐車場の不足率は常に50%を超えていると推定
駐車場ビジネスは好調で、市場規模6.9兆円にたっし、2021年には16.5兆円を突破するとみられ、駐車場ビジネスへの投資が増えている
(中華IT最新事情)
http://tamakino.hatenablog.com/entry/2018/12/05/080000
・インドネシア・タイ
どこも自動車の増加に交通インフラ・駐車場が追い付いておらず、駐車場で問題がありそう
新興国では自動車が急激に増加しており、今後駐車場不足の問題が顕在化し、成長が期待できる気がしました
ただ、新興国は物価が安く、駐車場の単価自体が安いので、日本の高性能なシステムの導入は少し先になりそうです
【海外のカーシェア事情】
カーシェアリングは1980年代後半にスイスやドイツなどの欧州で始まり、アメリカ、日本へ広がりました
・アメリカ
利用者が多いのは都心部
ニューヨークやワシントンDCを始め、各州の中心では重宝
都心の駐車場のほか、大学内に設置されているのも大きな特徴
・イギリス
利用者が増加
2015年にはロンドンの交通局が戦略を発表するなどニーズは高まりつつある
車検代が安く、物価が高いので、「個人の車をカーシェアリングする」というシステムが定着
・ドイツ
利用者は100万人超、2020年までには200万人に増加するみこみ
BMWとレンタカー大手シクストの合弁会社がサービスを提供し好評
(ベルリンで半径500m以内で車が見つかり、乗り捨てもOKで、地下、あるいは専用の駐車場以外であれば、ベルリン市内どこでも置くことが可能)
・オーストラリア
GOGETなどの企業があり、都心では特に車両数も多く、至る所で車両を借りることが可能
(廃車ドットcom)
https://www.hai-sya.com/column/car_rental.html
・中国
凋落ぶりの報道が続いている
背景:
投資資金だけでは運営資金が賄えない
利用者のマナーが悪すぎる
管理と責任の所在が明確にされていない
駐車場が圧倒的に足りていない
料金体系が複雑で追加料金が高い
(中華IT最新事情)
http://tamakino.hatenablog.com/entry/2018/10/05/080000
・タイ
レントカークラブRent A Car Clubが個人の車を貸し出すネットワークを提供し、年10-20%増と急成長
(ASEAN JAPAN)
https://www.asean-j.net/36330/
・インド
「Drivezy」:インド国内で自動車・バイクのPtoPシェアリングサービスを展開
8都市のさまざまな場所から利用でき、約4万人の月間利用者数を誇るインド国内最大のカーシェアリングプラットフォーム
「Zoomcar」:2012年に設立され、インド国内数多くの都市に拠点を持つ
燃料費や保険料、税金などもすべて価格に含まれるため利用しやすく、近年急成長を遂げたオンラインレンタカー事業
「Revv(レブ)」:2015年に設立、インド国内大都市を中心にサービスを展開
スマートフォンアプリを通じ、往復・片道など都合に合わせて柔軟に利用できることから国内最大手
「OlaCabs」:インド国内のローカルライドシェアプラットフォーム
2011年に設立されて以降、競合であるグローバル企業Uberにシェアを奪われつつあったものの、2017年9月以降アプリダウンロード数ではUberを上回る人気
(シェアリングエコノミーラボ)
https://sharing-economy-lab.jp/share-india-sharingeconomy
欧米への進出余地はなさそうです
一方、新興国では個人間のカーシェアが中心になっており、パーク24のようなプラットフォーマーが車を保有し、貸し出すカーシェアの形は少ないようです
車を貸し出していた個人が規模を拡大して、パーク24のようなカーシェアの形になり、パーク24が出資と技術を注入するという形であれば、ビジネスモデルが根付くような気がします
新興国ではまず、「駐車場ビジネス」という気もします
【遊びに行ってきた】
今日は8月最終日
今月まだタイムズカーシェアを使っていなかったので、妻と娘と六甲山牧場に、
羊に癒されました
が、運転は疲れます
車の所有・シェアより、公共交通機関での目的地の到着が良いです(笑)酒も飲めるし、
以上