先日のお弁当。
押しキュウリの陳醋炊き
甘長のタオチオ炊き
乾燥ピーナッツの醤油炊き
ご飯
タイトルのお料理を。
豚ガツ(胃袋)、
こんなクセのある内臓には牡蠣油を合わせてみたくなりました。
カテゴリーは香港料理にしましたが黒胡椒をタップリ入れてるので、
どちらかというとシンガポール風かな。
まあ、牡蠣油に老抽と来れば香港らしいもんで。
シンガポールの蟹の黒胡椒炒め(ブラックペッパークラブ)の味付け。
とはいえ魚介類だけやなくて肉類にも絶対合うハズ~。
臭みやクセを穏やかにしてくれますからねえ。
否、牡蠣油を使った料理は肉の方が多いぐらい。
青椒肉絲はその代表格ですから。
香味野菜のサラダセロリは食べ切りたいから投入。
こんなお料理にセロリって出会いモンっちゅうぐらいの
相性の良さがあります。
とりあえずこんな風にしてみました。
材料は豚ガツ(胃袋)脂取り92g・サラダセロリ10g・
エシャロット千切り3g・黒粒胡椒10粒・牡蠣油(オイスターソース)4g・
老抽(香港たまり)少々・酒3㏄・味醂3㏄・鰹昆布の出汁30㏄です。
豚ガツは加圧10分茹でにし食べやすく切ります。
茹で汁は捨てます。
サラダセロリはザク切りにします。
黒胡椒粒は乳鉢で粗引きぐらいに擂っておきます。
小鍋に切ったサラダセロリ・エシャロット・粗挽きにした黒胡椒粒・
牡蠣油・老抽・酒・味醂を沸かし、
香りが立ってきたら茹でて切った豚ガツを加え絡めます。
鰹昆布の出汁を注ぎ弱火で時々混ぜながら炊いていき、
水分を飛ばせば完成です。
大成功😁!
やっぱり牡蠣油って肉類、特にこんなクセのある部位にはピッタリですね。
そして火がしっかり入ってるから旨味と塩気がエエ感じで引き出され、
老抽と合わせてるから自身苦手な牡蠣油自体の味も上手い事丸くなってます。
食感も加圧茹でしたので程良く噛めてエエ感じ~。
その上、サラダセロリの効果も大いに発揮され、
香りと旨味の重なり具合も絶妙、
心底、内臓料理って美味しいねんなぁと思える仕上がりとなりました😄。
豚ガツ、出会えたらこんな風に加圧茹で後、
強い調味料と黒胡椒で炊いてみるのはかなりおススメです^^
脂の無い消化器は臭み皆無で筋肉質、
だからこその旨味の重なりと豚らしい風味を存分に楽しめますよ~。

