先日のお弁当。

葉玉ねぎの葉の塩炊き

葉玉ねぎ白いとこの烏醋炊き

プチトマト

鱸の醤油焼き

ご飯

 

さて、タイトルのお料理を。

 

パプリカを購入、苺もプチトマトも中途半端にあり。

 

で、これらを見てたら一緒に炊いてみたくなりました。

↑って・・こんな感覚になる方がオカシイでしょうかねえ😅。

 

パプリカって何気に果物と合うもんで。

そして苺っちゅう果物も何気におかず向きなもんで。

 

台湾のぶっ飛んだ料理動画サイトのおかげで

こんな使い方が自然に出来るようになって嬉しいですね!

 

パプリカは焼かずに加圧蒸しで簡単にし、

最後にバターを入れると酸味のカドというかトゲというか、

そんなんが丸くなるかな。仕上げに入れてみよう~。

 

こんな風にしてみました。

 

材料はパプリカ小1個・ニンニク叩いて1カケ・

苺正味50g・塩少々・プチトマト30g・

鰹昆布の出汁15cc・塩少々・胡椒少々・バター2gです。

 

パプリカは半分に切ってヘタと種を取り除き角切りに、

プチトマトはヘタを取っておきます。

 

苺は大き目の角切りにし塩少々をまぶしておきます。

 

パプリカ・ニンニク・プチトマトを深さのある耐熱容器に入れ、

圧力鍋で加圧10秒蒸し

火を止め圧力が抜けるまでそのまま蒸らします。

 

別鍋に上記蒸したパプリカ・ニンニク・プチトマトを蒸し汁ごと、

鰹昆布の出汁・塩・胡椒を入れ中火にかけ

9分通り煮詰め塩をした苺とバターを加えます。

 

ザザっと混ぜて軽く火を通せば完成です。

itigo papu

 

まあ~だいぶこんなお料理に慣れてきてるので(笑)

ハズさんやろう~~。

 

ホンマに大当たり😁!

バター作戦も大成功でした。

 

苺の甘酸っぱさとパプリカとトマトの香りと旨味、

そこにバターのまろやかさも加わり・・肉ナシ版酢豚のよう。

 

苺がものすごく効果的で強い独特の風味があるからこそ、

塩を振って余計な水分を出したからこそ、

全体を引き締めてパプリカも引き立った感じでした。

 

心底、パプリカとフルーティーな甘酸っぱさが合うと思いました。

道理で、香港酢豚にピーマン・ケチャップ・パイナップルが必須なハズ!

 

肉ナシで揚げたり炒めたりの手間も無し。

加圧して炊くだけなのでかなり楽。

それでいてあの美味しさがココにあり。

 

かなりおススメです^^

 

単体で食べてもいいですし肉や魚料理の付け合わせとして、

かなりお役立ちですよ~。

先日のお弁当から。珍しく豚肉がメインです。

豚肉の生姜醤油炊き

こごみの塩炊き

葉玉ねぎ白いとこの甘酢炊き

ご飯

 

ではタイトルのお料理を。

しつこく紅麹もろみ×ゴマ油です。

美味しく出来るとハイテンションで記録したくなるもんで😅

 

というよりこの紅麹もろみっちゅう調味料が

スゴイのかもしれませんね。

 

何でしょう、日本でも発酵食品は色々ありますが、

誤解されてるような気がしてそれが残念でもあります。

 

中華の感覚で旨味であり風味付けであり、

ものすごく食材を引き立ててくれる調味料というだけ。

 

宗教的な思想も入ってしまうサプリメントの成分にしたらアカン、

心底そう思います。

 

紅麴は単体でしかも生やったら自身は無理な味。

ですが火を通すとこれまたものすごい効果を発揮し、

美味しくしてくれますね。

 

普段合わせる事のないサゴシをこれまた普段合わせることのない

ゴマ油も入れてこんな一品に仕上げてみました。

 

材料はサゴシ身60g・胡椒少々・出汁ガラ昆布・

エシャロットみじん切り10g・ゴマ油小さじ1/3・

酒5cc・味醂5cc・紅麹もろみ小さじ2/3・

薄口醤油2cc・鰹昆布の出汁40ccです。

 

サゴシに胡椒を揉み込み、

深さのある耐熱の器に昆布と共に入れ、

圧力鍋で加圧2分蒸し

火を止め圧力が抜けるまでそのまま蒸らします。

 

別小鍋にエシャロットとゴマ油を入れ弱火にかけ、

少し香りが立ってきたらすぐに火から外し

酒・味醂・もろみ・薄口醤油を加えよく混ぜ

鰹昆布の出汁を加えます。

 

再び火にかけて煮立て上記蒸したサゴシの昆布を取り除き、

蒸し汁ごと加え時々鍋を揺すってくっつかないようにしながら

しっかり煮詰めれば完成です。

sagosi moromi

 

絶対ハズさんと確信してたものの作った本人ビックリ😵!

なぐらいの美味しさに仕上がりました~。

 

うん、ナマグサ食材なら何を合わせてもエエんやなぁ。

新たな発見でした。

 

中華はど~しても肉料理に偏りがちですが、

よくよく考えてみりゃあ台湾では

伝助アナゴのから揚げに紅麹を使ってたから

合わんハズはないわなぁ。

 

サゴシと来ればホンマにピッタリ!

しかも焦がさずに出したゴマ油とエシャロットの香りが上手く活かされ、

エエ感じで色々な風味と旨味が重なり合ってました😄。

 

揚げ物はハードルが高いですが加圧蒸しからの煮込み、

これならものすごく簡単です。

 

紅麴の調味料が手に入ればこんな風に魚を合わせてみるのもおススメです^^

火を通した美味しさをジックリ堪能できますよ~。

 

先日はご新規様をお招きしての講習会でした。

 

ホンマに来ていただいってありがとうございます!

楽しく情報交換できて充実した時間を過ごせました😄。

 

*羊排蒸餃(羊スペアリブの蒸し餃子)

*芥末墩白菜(北京の白菜のカラシ和え)

*豆豉苦瓜(苦瓜の炊き)

*鱸魚白菜湯(鱸と白菜の汁物)

*烤烏魚子佐蘋果(炙りカラスミリンゴ添え)

*石花凍(台湾の心太)

*方塊酥(嘉義風のクッキー)

 

今回は人数が多かったし・・

何よりスゴイお土産を頂いたのでこれだけの品数に。

 

ホンマにこちらもありがとうございました!

 

何しか・・フランス料理屋のシェフ×相棒のサービスの人×

シェフの娘さん夫婦なのでお土産のお料理がスゴかったです。

 

その上ケータリングもやってるというので人の家に来るのは慣れており、

瞬時にどこにどんな器があるか判断して使い、

鮮やかに盛り付け後片付けも気が付けば終わってるという😵!

 

スゴ技でした。

 

これは上半分がお土産の極一部。

左上から鰺のエスカベッシュ・根セロリサラダ、

下左から紫のんが紫キャベツマリネ・クミン風味のキャロットラペ。

他にサラダにシェフお手製のシャルキュトリー2種にラタトゥイユもありました。

 

さて、タイトルのお料理です。

テテドモアンヌというスイスのチーズを購入。

専用の機械でグルグルと薄切りにするのが特徴らしいのですが・・

 

ナンデウスクケズラニャアナランネン??

 

チーズっちゅうモンはまんま角切りでガツっと食べるベシ(笑)

な自身にそんな事をは不要。

 

お店の人も理解してくれて塊で購入。

 

お陰様でこのチーズの発酵味や特徴がものすごくよく分り

心底この発酵具合と風味が美味しいと思いました。

 

が、基本スイスというかアルプス辺りで作られるチーズは

加熱するのも良いもんで。

グラタンやフランス料理で加熱用にはこのテのが殆どです。

 

チーズ自体の味が映える火を通した料理はリゾット。

ですがこの日はめっちゃ汁シャボシャボの粥気分。

萱草もあるからこれも入れてみたいし。

 

で思い付いたのがお粥さん。

台湾の塩味系粥=鹹粥のイメージですが味はリゾット、

こんな作戦で作ってみることに。

 

材料はテテドモアンヌ(チーズ)10g・萱草(カンゾウ)40g・

香り米30g・エシャロットみじん切り10g・シェリー酒15cc・

鰹昆布の出汁180cc・水50cc程・塩胡椒各少々です。

 

テテドモアンヌは溶けにくいので細かく切り、

萱草は茎をみじん切りに葉はざく切りにします。

香り米はといでおきます。

 

深さのある鍋にといだ米・萱草の茎・

エシャロット・シェリー酒・鰹昆布の出汁を入れ、

弱火で40程炊きます。

 

ここら辺で米が開いてきてしっかり火が通ります。

 

水を加え耐熱ゴムベラで鍋底をこそげ、

再び沸いたらテテドモアンヌと萱草の葉を加え混ぜて軽く火を通し、

塩胡椒で味を調えれば完成です。

tete kanzou kayu

 

作戦大成功~😁

 

ホンマに味はリゾットですがこの水分の多さが中華の塩味の粥!

やっぱり水分ドッサリで米に芯が無い方が好きですね。

 

テテドモアンヌは火を通しても風味があり、

でも突っかかるようなクセは飛び旨味になって、

それが思いの外独特の香りがする萱草を引き立ててました。

 

ああ~この素材がしっかり活きてるのも理想的で美味しい~~。

 

こんな食べ方、何で広まらんのやろう。。

単に西洋人が汁シャボシャボの粥が好きでないだけやし。

芯のある米が好きなだけやし。

 

粥=アジアの味である必要はありません!

こんな西洋味のするお粥さんもおススメです^^

 

水分タップリで優しく温まりつつ、

ボリュームも旨味も塩気も確保できるので満足度は上がりますよ~。