先日はご新規様をお招きしての講習会でした。
ホンマに来ていただいってありがとうございます!
楽しく情報交換できて充実した時間を過ごせました😄。
*羊排蒸餃(羊スペアリブの蒸し餃子)
*芥末墩白菜(北京の白菜のカラシ和え)
*豆豉苦瓜(苦瓜の炊き)
*鱸魚白菜湯(鱸と白菜の汁物)
*烤烏魚子佐蘋果(炙りカラスミリンゴ添え)
*石花凍(台湾の心太)
*方塊酥(嘉義風のクッキー)
今回は人数が多かったし・・
何よりスゴイお土産を頂いたのでこれだけの品数に。
ホンマにこちらもありがとうございました!
何しか・・フランス料理屋のシェフ×相棒のサービスの人×
シェフの娘さん夫婦なのでお土産のお料理がスゴかったです。
その上ケータリングもやってるというので人の家に来るのは慣れており、
瞬時にどこにどんな器があるか判断して使い、
鮮やかに盛り付け後片付けも気が付けば終わってるという😵!
スゴ技でした。
これは上半分がお土産の極一部。
左上から鰺のエスカベッシュ・根セロリサラダ、
下左から紫のんが紫キャベツマリネ・クミン風味のキャロットラペ。
他にサラダにシェフお手製のシャルキュトリー2種にラタトゥイユもありました。
さて、タイトルのお料理です。
テテドモアンヌというスイスのチーズを購入。
専用の機械でグルグルと薄切りにするのが特徴らしいのですが・・
ナンデウスクケズラニャアナランネン??
チーズっちゅうモンはまんま角切りでガツっと食べるベシ(笑)
な自身にそんな事をは不要。
お店の人も理解してくれて塊で購入。
お陰様でこのチーズの発酵味や特徴がものすごくよく分り
心底この発酵具合と風味が美味しいと思いました。
が、基本スイスというかアルプス辺りで作られるチーズは
加熱するのも良いもんで。
グラタンやフランス料理で加熱用にはこのテのが殆どです。
チーズ自体の味が映える火を通した料理はリゾット。
ですがこの日はめっちゃ汁シャボシャボの粥気分。
萱草もあるからこれも入れてみたいし。
で思い付いたのがお粥さん。
台湾の塩味系粥=鹹粥のイメージですが味はリゾット、
こんな作戦で作ってみることに。
材料はテテドモアンヌ(チーズ)10g・萱草(カンゾウ)40g・
香り米30g・エシャロットみじん切り10g・シェリー酒15cc・
鰹昆布の出汁180cc・水50cc程・塩胡椒各少々です。
テテドモアンヌは溶けにくいので細かく切り、
萱草は茎をみじん切りに葉はざく切りにします。
香り米はといでおきます。
深さのある鍋にといだ米・萱草の茎・
エシャロット・シェリー酒・鰹昆布の出汁を入れ、
弱火で40程炊きます。
ここら辺で米が開いてきてしっかり火が通ります。
水を加え耐熱ゴムベラで鍋底をこそげ、
再び沸いたらテテドモアンヌと萱草の葉を加え混ぜて軽く火を通し、
塩胡椒で味を調えれば完成です。
作戦大成功~😁
ホンマに味はリゾットですがこの水分の多さが中華の塩味の粥!
やっぱり水分ドッサリで米に芯が無い方が好きですね。
テテドモアンヌは火を通しても風味があり、
でも突っかかるようなクセは飛び旨味になって、
それが思いの外独特の香りがする萱草を引き立ててました。
ああ~この素材がしっかり活きてるのも理想的で美味しい~~。
こんな食べ方、何で広まらんのやろう。。
単に西洋人が汁シャボシャボの粥が好きでないだけやし。
芯のある米が好きなだけやし。
粥=アジアの味である必要はありません!
こんな西洋味のするお粥さんもおススメです^^
水分タップリで優しく温まりつつ、
ボリュームも旨味も塩気も確保できるので満足度は上がりますよ~。