あるレシピをフランスのサイトで検索して以降、

「あなたにコレおススメよ~~」と出てくるのがフランスの

素人向け料理レシピ。

 

結構な数はありますが、

人気のある手作り料理は似通ってて同じようなモンばっかり。

とはいえついつい見続けてしまう悪い癖~。

 

ら!かなり目を疑う料理名を発見!!

 

フランス語は省略しますが、

自身の訳で「緑のパンナコッタ」がありました。

 

よくよく見てみると「マッチャ・テヴェール」と書いてます。

 

のぉ!フランス人が抹茶を使うとどうなるんやろう??

 

で、、読み進めて行くと間違い無く材料に「concombre」とあり。

 

は??へ??concombre??

3回読み返しても間違いありません(笑)

 

concombre=キュウリです。

 

抹茶×キュウリ×スイーツ、

これはもう~~作るしかないやろう~~🤣🤣🤣。

 

材料のconcombreの所に下処理のやり方が書いてあり、

râpéesにして出てきた水気を切ったもの、と。

 

あ、そうか、確かに生のキュウリ水気取らんかったら

かなり苦味が出てアカンしなぁ。

以前キュウリのガスパチョを作った時に学びましたんで。

 

出来上がりの写真から推測するに

ここで言うrâpéesは千切りやなくてすりおろしやろう。

 

量は、、フランスのキュウリがどんなんか知らんからテキトー。

きっと日本のんより青臭さは無いかも。

重すぎず軽すぎずやな。

 

お茶の苦味が苦手なフランス人をイメージして

抹茶は控えめな方がエエかなぁ。

 

オリジナルはゼラチンで固めてるし水分も

生クリームと牛乳やけどここは寒天と水も入れてサッパリさせよ。

 

まさかのパンナコッタ、こんな風にしてみました。

 

※しっかり硬いのが好きなので粉寒天の量はかなり多めです。

 

材料はキュウリ35g・抹茶小さじ1/2・水少々・

生クリーム(30%)50㏄・水50㏄・砂糖15g・粉寒天3gです。

 

キュウリは巻き簾の上におろし自然に水気を切ります。

絞るとカサカサになるし風味が抜け過ぎるので絞りません。

comcomburu1

 

抹茶に水少々を混ぜよく溶いておきます。

 

小鍋に生クリーム・水50㏄・砂糖・粉寒天を入れ

弱火にかけて耐熱ゴムベラでこそげながら加熱し、

沸騰したらそのまま1分程炊き火から下します。

 

沸騰が収まったら上記すりおろしキュウリと抹茶を加え、

泡立て器でよ~く混ぜます。

 

好みの型に流し入れ冷やし固めれば完成です。

comcomburu2

 

ホンマにどうなんやろうねえ😅。

 

ら!これがまた美味しい@@!!

 

何がどうって??

そら~程良くアクと完全に苦味が抜けたキュウリが

風味付けとサッパリ爽やかさを出してるゆうところ。

 

そこに抹茶のほのかな風味とクリームの乳感に甘味が重なり、

全部が合わさった良さが炸裂でした。

 

コレ、どれか一つ欠けてもこの美味しさにはならん、

っちゅうパターンですね。

 

ちょい甘めのキュウリのヴルーテを寒天寄せにした、

そんな位置づけで前菜にしても良さそう~~。

 

キュウリのイヤ~な苦味は程良く抜いて、

抹茶の心地良い苦味と風味で厚みを出す。

 

スゴイわなぁ。こんな加減でこんな仕上がりのモン作れるなんて。

フランス人のグルメっぷりをイヤっちゅう程突きつけられました。

 

食材の組み合わせは自由で良い。

美味しく仕上がりゃあ~それで良い。

外国人の感覚で使う和の食材レシピはホンマに勉強になるし

面白いです😄。

 

夏のサッパリ爽やかなこんなパンナコッタ、

ホンマに意外ですがかなりおススメです^^

 

キュウリの新しい食べ方として、

それを感じさせんけど健康野菜スイーツとして、

はたまたアホ程採れたキュウリをどうにかするレパートリーとして、

フランス人の感覚に浸りつつ楽しめますよ~。