だいぶ前になりますが、

中途半端になった台湾パイナップルを思い立って

赤味噌に漬けました。

 

台湾の醬鳳梨というパイナップルの醤油漬けのイメージで。

 

パイナップルがまぶるぐらいの赤味噌をもみ込み、

ラップをピッタリかけて3日放置するだけです。

 

作ったはエエけど何にしようかなぁ。

↑保存食あるある😅。

 

鳳梨苦瓜雞っぽいんかな、やっぱり。

醬鳳梨はコレの調味料で台湾で大定番の鶏と苦瓜のスープです。

 

丁度、この時伝助アナゴのアラも冷凍してあって鶏代わりに決定。

あ、味見してみたい脂取った豚皮もあったなぁ。

 

台湾料理のイメージやったら魚×豚やろう~。

ん、カリフラワーも食べたい。

 

全部一緒に入れてまえ。

 

手間はかけたくないので加圧の蒸しスープにしてみよう。

350㏄入るステンレスの深い型にピッタリな量やしな。

 

蒸しスープというのも台湾に限らず中華で、

特に福建と広東では定番の作り方です。

 

さて、こんなごちゃ混ぜテキトースープ、

どうなる事やら。。

 

材料は伝助穴子アラ65g・自家製味噌漬けパイナップル10g・

カリフラワー40g・豚皮丁寧に脂取ったん4g・

酒4㏄・鰹昆布の出汁50㏄・水80㏄です。

 

カリフラワーは小房に分けます。

 

結構深さのある耐熱容器に

上記カリフラワーと残りの材料を全部入れ圧力鍋で加圧10分蒸し、

火を止め圧力が抜けるまで蒸らせば完成です。

musi supu

 

今回、アラは鮮度抜群やったので何の下処理もしませんでしたが、

鮮度を見て臭みが気になるようならサッと茹でてから入れます。

 

さすが鮮度抜群穴子のアラ!尼崎の豚肉屋の皮!

どちらも臭みは皆無で余分な脂は完全に無く旨味抜群ですね。

 

豚×魚の美味しさもしっかり出て、

そこにエエ味出しの味噌漬けパイナップルが加わり、

更にカリフラワーの別の旨味も合わさってます。

 

そして蒸しスープならではの素材の味がギュっと詰まった汁が

言うまでも無く絶品😆!!

 

茹でというか炊いたんと全く違う味の出方、

大の食材旨味好きには相当嬉しいお味です。

 

ただ、パイナップル自体はそこまで味は無く、

ホンマにちょっと味を足す程度。

ですがその塩加減もかなり丁度良く入れて良かったと

心底思う仕上がりにはなりました。

 

新鮮な魚のアラがあればこんな中華風蒸しスープ、

かなりおススメです^^

 

豚皮は・・手に入りにくいので赤身肉を少し入れるだけでオッケー、

アラ炊きみたいに崩れるの煮詰め具合の、

なんぞ全く気にせずホンマにものすごく簡単に絶品がスープが作れますよ~。