先日のお弁当

甘鯛の酒煎り

ピーマンの烏醋炊き

ニラの紅麴醬炊き

ご飯

6.20

 

タイトルのお料理を。

 

炸豬五花肉という料理が台湾にあります。

ええ、紅麴醬(紅麴味噌)を下味に使った、

あのから揚げの豚バラ肉。

 

見るからに色がスゴくてギョ!っとなるし、

豚バラ肉やし揚げてるし、

っちゅう台湾らしい庶民の小皿料理です。

 

日本人はどうしてもサイドメニューを拒否しますが、

台湾では頼むのが当たり前。

それ込みで予算を組んで食べに行きます。

 

こんなメインにもなるような肉料理が小皿扱いとは

スゴイですよねえ、、ホンマに中華系のグルメっぷりって!

あ、ただ値段は野菜より高くはなりますが。

 

まあ、、前回の旅行で初めて食べた上、

紅麴醬があるというので作ってみたくなりました。

 

豚バラ肉に紅麴醬を下味に使って揚げる。

選択肢から真っ先に外すモンを作るなんてねえ、、

世の中ホンマにどうなるかワカリマセン😁。

 

豚バラ肉は勿論取れる脂は取り除きます。

とはいえある程度厚みは欲しいので

薄くなってしまう部分は残しました。

 

味自体はいつもの肉や魚の台湾味から揚げと同じですが、

味醂の代わりに紅麴醬に。

そして地瓜粉の衣は・・面倒やったので付けずに揚げ焼き。

 

低温調理で行くし薄切りにするから

オーブン焼きみたいな感覚でエエやろう。

 

こうやってみました。

 

材料は豚バラ肉ほぼ脂取った状態3㎝×3㎝×10㎝の塊が2個・

紅麴醬小さじ1・薄口醤油3㏄・酒5㏄・五香粉小さじ1/3・

胡椒少々・ニンニク叩いて1カケ・植物油70㏄程です。

 

厚手のビニール袋に紅麴醬・薄口醤油・酒・五香粉・胡椒・ニンニクを入れ、

少し揉んで混ぜてから豚バラ肉を入れてよくもみ込み、

空気を出来るだけ抜いて口をしばり冷蔵庫で数時間置きます。

 

くっつかないフライパンに油を熱し、

冷蔵庫から出したての豚肉を漬け汁を軽くぬぐって入れ、

すぐに蓋をし極弱火にします。

 

そのまま表面に火が通って固まってるけど、

押してみたらまだブヨっとして火が通ってない状態でひっくり返し、

再び蓋をし弱火で今度は押してみてブヨっと感が無くなるまで、

しっかり火を通しペーパータオルの上に引き上げます。

 

そのままペーパータオルで包んで10分程置き、

肉汁を落ち着かせてから薄切りにすれば完成です。

hongju butabara yaki

 

単に面倒だったという理由で😅

澱粉を付けずに揚げ焼きにしましたが、

台湾味のイメージまんまに仕上がって大成功~~!

 

少々キシっと感はありますがここまで脂を取ったのでソンナモン。

台湾でも赤身部分は日本人からするとそこそこ噛み応えはありますが、

脂の層でちょいトロっとしどうにか食べやすさを維持してる、

その程度です。

 

それよりもこのお味がいいですね、ホンマに😁。

 

麴の味醂とは違う甘味と風味の出方、

それがまた肉と相性抜群!

勿論、ちゃんと火を通してるので変な気持ち悪さや味のキツさは皆無、

心底麴は火を通して使うんモンやなぁ、と思います。

 

澱粉要らずでも脂を取り除いても

豚バラ肉の美味しさはしっかり感じられる

こんなお手軽台湾の炸豬五花肉はかなりおススメです^^

 

くっつく心配も衣が剥がれる心配も無し、

それでいて植物油のコクも加わり臭み消し効果は抜群、

こんな豚肉の味わいを堪能するのも楽しいですよ~。