これを作ったのは講習会の直後。

なので残りモン整理も兼ね自身にしては色々と一皿に入れてみました。

 

豚と苦瓜はまあ特に珍しい合わせ方でもありませんが、

今回は中途半端になってしまった松の実も入れてまえ、

その上味付けは台湾の紅麴醬(紅麴味噌)、

どうなるね~~んとなりすねえ😅。

 

それでも別々に使う気にはなれず、

中国は北方の料理でわりとナッツを炒め物や煮込みに使うのも思い出し、

豆のような感覚で煮込みの仕上げに入れる事を決定。

 

こんな風にしてみました。

 

材料は豚スネ肉66g・出汁ガラ昆布1回分・水150㏄・

苦瓜80g・生姜の千切り5g・酒3㏄・味醂3㏄・紅麴醬小さじ1・

鰹昆布の出汁15㏄・松の実10gです。

 

豚スネ肉は一口大に切り出汁ガラ昆布・水と共に圧力鍋に入れ、

蓋をして加圧は8分。

火を止め圧力が抜けるまでそのまま蒸らします。

 

苦瓜はワタを取り除き7㎜厚さに切ります。

 

蓋を開け昆布を捨て切った苦瓜・生姜・酒・味醂・紅麴醬・

鰹昆布の出汁を加え中火で9分通り煮詰めます。

 

松の実を加え混ぜながらしっかり煮詰めれば完成です。

nigauri songzi zhurou

 

松の実効果が思ったよりも水分効果的でビックリ@@!!

 

ナッツの中でも松の実は結構な油っぷり、

なのでシツコくなるかなぁという心配はありましたんで。

 

きっとこの量と他の材料に油気が一切無かったのが良かったようで、

ものすごく絶妙な加減でコクを出し香ばしい香りを添え、

それがまた全体と上手く馴染んでました。

 

あとはもう言わずもがなの味の良さ~。

紅麴醬はさすが客家料理の調味料なだけあって豚とは文句無しの好相性。

味醂やらの甘みと苦瓜の苦味、甘苦効果でこれまた苦瓜も進む~~。

 

旨味も十分、心底ナッツのスゴさを実感できたぁと思いました😄。

 

道理で、北方の料理でよく使うハズ。

寒いから栄養を取るためだけでなくホンマに美味しいからなんですよねえ。

 

赤身の肉×ナッツ、こんな風に炊いてみるってかなりおススメです^^

 

中途半端に残ってしまったのんも使い切れますし、

香りと油のコクで全体が引き立ち、

でもほかの材料の味の邪魔はせずに堪能できますよ~。