鰹と昆布の出汁は最高、

好き嫌い云々以前に無い事があり得んぐらいのモンです。

 

が、、鰹本体をまんま食べるとなると、、

実はあまり気が進みません。

 

出汁にするぐらいなので濃い~魚味が案外アカンのかも。

 

自身、やっぱり白身が好きなんですね。

 

とはいえたまには食べたくもなります。

半分ぐらいは懐かしい味をとなってますが。

 

鰹=漬け。

 

いつも同じ漬け汁だと飽きが来るので、

毎回色々とアレンジはしたくなります。

 

で、今回は台湾の紅麴醬を使ってみよう~。

何しか臭み消し+旨味+甘味付け効果はかなり期待できますんで。

 

勿論、麴なので必ず火を通してから。

(そうやないと気持ち悪くなって食べられません)

 

いくら火を通したとしても麴メインやったらちょいキツイかな。

そして臭み消しもあり、でシェリー酢を合わせてみることに。

あとは出汁ガラ昆布を被せりゃ間違いないやろう~。

 

こうやってみました。

 

材料はお造り用鰹の背身105g・紅麴醬大さじ1・味醂15㏄・

薄口醤油3㏄・シェリー酢4㏄・出汁ガラ昆布1回分です。

 

小鍋(9㎝)に味醂を入れて熱してアルコールを飛ばし、

紅麴醬を加えて耐熱ゴムベラで混ぜながら沸騰させ、

火から下し薄口醤油とシェリー酢を加え混ぜます。

 

必ず完全に冷まします。

 

これが漬け汁。

 

鰹の身は厚さ7㎜程に切って少し深さのある皿に並べ、

漬け汁をかけてよくもみ込み出汁ガラ昆布を乗せてから

ラップをピッタリ貼り付けて冷蔵庫で3時間程寝かせれば完成です。

katumo hongqu

 

味醂×紅麴醬で同じような甘味というか味なのでどうかなぁ、、

と作っておきながらちょい心配でしたが😅、

食べてみるとこれが相当エエ組み合わせ!!

 

大正解でした😁。

 

甘味よりもエエ旨味というか発酵の香りが加わり、

それをシェリー酢がキリリと引き締めてます。

 

勿論、臭みなんぞ皆無ですよ!

 

旨味の相乗効果も抜群、

さすが鰹×昆布~~~。

全てに於いて味と旨味の重なり加減がぱ~ふぇくとぉ~(笑)で

絶品でした。

 

麴がようやく体で覚えられたよう。

火を通すのは鉄則、

そこに合わせる材料は何でもオッケー、ですね。

 

あとは好みで甘さを抑えたかったら酸味を加える、

どんな旨味を入れるかはその時あるモンで決定でしょうか。

 

いやあ~これまた鰹の漬けのバリエーションを広げられました😄。

 

生の魚を切っただけがお造りではありません。

色々な調味料や材料を合わせて好きな味に仕上げるのも

かなりおススメです^^

 

たまたま紅麴でしたが火を通すなら麴モンなら何でもオッケー、

昆布は必須ですが出汁ガラでもとろろ昆布でもオッケー、

ご飯にもお酒にも合う豪華な1品が簡単に出来ますよ~。