何故か日本ではニンニクの芽が目立ちます。
中国産なので値段も手頃で美味しく、
それはそれでエエと思います。
が、、本場中国大陸ではそんな言う程も浸透はしていません。
近頃、中国国内向けに高品質なんが出回るようになり、
売ってるから食べてみるか。
そんな雰囲気でした。
そして台湾ではほぼ見かけません。
なのでこの食材を知らない台湾人は結構います。
大陸・台湾・香港、どこも葉ニンニクの方が人気で
手に入りやすいしみんなよく使ってます。
まあ、、ニンニク芽もニンニクなのでハズレは無いものの、、
やっぱり比べてみると自身も絶対葉ニンニク派!
葉っぱの香りだけを存分に楽しみたいですねえ。
とはいえ日本にいると葉ニンニクは季節の時だけはあっちこっちで
売ってますがそれ以外はかなり難しいです。
代用としてのニンニクの芽、
という位置づけになってしまいます。
そうそう、それとニンニクの芽のレシピって
油で揚げてから炒めるっちゅうのが印象的で、
それもまたハードルを上げる一因でした。
とはいえ色々な食材を食べたいし、
水分が少ないので保存が効きお弁当にも入れやすいかな。
で、久しぶりに買ってみました。
香味野菜は入れなくても・・と思いましたが、
生姜をどうにかしたかったので入れてみるか。
で、、紅腐乳も早いとこ使い切りたいしなぁ。
この二つを合わせ普通~に和の味も入れて炊いてみよう。
こうやってみました。
材料はニンニクの芽30g・生姜の千切り1つまみ・唐辛子1本・
酒3㏄・味醂3㏄・紅腐乳小さじ1/2・鰹昆布の出汁20㏄です。
ニンニクの芽は斜め切りにします。
小鍋に生姜・唐辛子・酒・味醂・紅腐乳を熱し、
香りが立ってきたら切ったニンニクの芽を加え絡めます。
鰹昆布の出汁を注ぎ蓋をして少し柔らかくなるまで炊き、
蓋を外して混ぜながらしっかり煮詰めれば完成です。
生姜×ニンニク、どんな感じになるか微妙な心配はありました。
想像はつくものの自身の中では強いモン同士ですし、
ニンニクの芽があくまでも主役、消してまうんちゃうかなぁ、と。
ら!ちゃんとニンニクの芽がガッツリと味わえました😄!
一安心~。
生姜がニンニクの芽を消すどころか、
別の香りを足す事で厚みを出し、
更に紅腐乳がしっかりと全体を引き立ててました。
しっかりと火を通してますがちゃんと食感も残っており、
この絶妙な厚みというか太さがまた良かったです。
生姜×紅腐乳、こんな効果を発揮するなんてかなり意外、
作った本人ビックリでした。
ニンニクの芽、かなり手軽に買えるのでこんな中華調味料を
合わせて炊いてみるのはおススメです。
油で揚げるなんぞ面倒な事は一切無し、
それでいて味はしっかりと乗り甘みも食感もかなり良し。
冷めても勿論美味しいので使い勝手抜群ですよ~。