タイ料理でやたらと見かけるガパオライス。
自身のイメージではイタリアバジルのあの独特の
トンデモナク強い香りがガツっと来て、
そこに魚~~っちゅうナンプラー味。
想像してもバジルだらけで全く興味が湧きませんでした。
が、、台湾の料理動画サイトを見て
ホンマモンのパッガパオムーサップを知り
しっかり味わいたいと思いつつも
やっぱりガパオの壁が高く実行できませんでした。
ら!まさかの行動範囲内に手軽に買えるタイ食材屋が出来て
ものすごく簡単にガパオが試せるように~~。
ホンマに嬉しいですし、あのお店はパラダイスです😁。
実際味わってみると・・トンデモナイ誤解をしてました。
スンマセン。
確かにバジルの香りはしますがものすごく穏やか。
そこにほのかにミントが重なりますが何か別の、、
紫蘇系の香りも入りイタリアや台湾のバジルと全く別モン@@!!
こら~久々のショックでした。
でも日本で紹介されてるレシピなんぞ、
ほぼイタリアのバジルを代用してるので全然本場感無いやん。
こんな情報化社会でもかなり偏り騙されてた感抜群( `ー´)ノ
材料の都合上、ガパオだけを別の料理で先に味わいましたが、
ようやくこの料理が作れるように~~。
何しかガパオと辛さが重要な上、
牡蠣油×ヌクマムが最低限で醤油はそこまで重要でちゃうわなぁ。
あとは手元にある調味料と旨味をどう出すか、
色々と考えてこんな風にしてみました。
材料は豚ロース赤身部分80g・ニンニクみじん切り1カケ分・
辛い唐辛子みじん切り1本分・牡蠣油小さじ1/2・ヌクマム小さじ1/3・
胡椒少々・鰹昆布の出汁6㏄・ガパオみじん切り大さじ1です。
豚肉は肉叩きで繊維をほぐすよう弾力が無くなるまで叩き、
包丁に持ち替えてミンチ状に叩きます。
鍋にニンニク・唐辛子・牡蠣油・ヌクマム・胡椒・鰹昆布の出汁を沸かし、
叩いた豚肉を加えポロポロになるまで炒り煮にします。
そろそろ鍋にくっつきそうかな、というぐらいまで煮詰めたら
ガパオを加えしんなりするまで混ぜながら火を通せば完成です。
もうねえ、、ホンマにイタリア料理や台湾料理の
バジルを代わりに使ったらアカ~~ンという香り!!
やっぱりガパオはガパオ。
その香りは穏やかでそればっかりがガツンとは来ません。
だからこそ旨味タップリの豚そぼろと上手く味と香りが重なり、
そこにパンチのある唐辛子の辛味が来て牡蠣油の甘さを
引き締めてます。
辛味と旨味と程良い塩気でジャスミンライスを食べるモン、
心底そう思いました。
美味しいさは分かりましたが・・
やっぱり自身には豚ミンチの良さがさっぱり分からず😅。
ナンデミンナスキナンヤロウ@@??
モッサモサな肉食ってるだけというか。。
根っからのミンチ嫌いは仕方ありません。
個人の好みはともかく、
パッガパオムーサップは「ガパオ」さえ使えば
ホンマに美味しく仕上がります。
ミンチ好きならご飯の進むおかず気分で、
ガパオが手に入ればコレはかなりおススメです^^
控えめハーブと塩気に辛味を効かせてご飯を食べる、
これぞ蒸し暑い東南アジアの生活の知恵、
これからの季節は日本でもやってみる価値がありますよ~。