今日はtomokichiさんをお招きしての講習会でした。

久し振りでしたが時間を感じさせない楽しいひと時を

ホンマにありがとうございました。

 

ものすごく充実です😄。

 

久し振りなのでちょい盛り込み気味。

優しいのんと衝撃度高いのんと色々ご紹介できて良かったです。

 

鹹蛋苦瓜 苦瓜の塩卵炊き

福鼎肉片湯 肉と魚のすり身汁

魚飯 潮州の漁師風蒸し魚

魚飯の蒸し汁ご飯

tourte de blette sucrée  うまい菜のプロバンス風タルト

石花凍 台湾版心太

 

さて、今回は台湾版心太とも言うべき石花凍です。

 

テングサを石花菜と言いそれを固めたので石花凍。

テングサ自体は日本のんと全く同じです。

 

初めて出会ったのは淡水の老街。

観光客向け屋台と淡水とはほぼ関係無い?!お土産屋さんが並び、

晴れた休みの日に行ったので結構にぎやかでした。

 

そこでやたらと目についたのがこの石花凍。

並々と入った容器の底にど~~見てもテングサが沈んでおり、

@@!!となって速攻で買ったのは言うまでもありません。

 

いやあ、、初めて見ました、海外でテングサって。

 

食べ歩き仕様なのでカップに入れてシロップを注ぎ、

タピオカ用のストローを刺して渡されました。

 

おお~~爽やかなレモン風味のドロンドン、

しかも海藻臭さは皆無でかなり美味しい( ̄▽ ̄)。

 

さすが台湾やなぁ、こんな食べ方もあるんやね。

 

その後、、あまり海沿いの街を歩かなかったせいか出会えず。

時々思い出しつつも興味は湧かずひたすら時が流れました。

 

今になってようやくテングサからの心太を見直し、

そのタイミングで高雄の乾物屋街でテングサが売っており、

ものすごく気になったので購入。

 

台湾の素人料理投稿サイトで調べてみるとそこそこ作ってるよう。

 

大定番の電鍋で1時間程蒸して濾して絞り、

それから冷やし固めてました。

 

ええ~~蒸しても固まるんかい@@!!

 

自身は勿論こういう時は加圧蒸しです。

蒸すんやったら絶対吹いて加圧不可なんてならんから

めっちゃ作りやすいやん。

何で今までこんな簡単な事に気付かんかったんやろう( ;∀;)。

 

1時間蒸すんやったら10分程かな。

 

こうやってみました。

 

材料はテングサ1・水100

シロップは砂糖1・水1・レモン汁適宜です。

 

テングサはよ~く洗って貝殻やゴミを落とし絞って

深さのあるステンレスの器に入れます。

 

水も加え圧力鍋で加圧12分蒸し、

火を止め圧力が抜けるまでそのまま蒸らします。

 

蓋を開けペーパータオルを敷いたザルを深さのある器にセットして濾し、

お玉等でギュ~っと押さえて絞ります。

 

冷蔵庫で冷やし固めます。

 

この間にシロップを。

小鍋(9cm)に砂糖と水を入れ沸騰させ、

好みの濃度になるまで煮詰め冷まします。

 

食べる時に固まった心太をスプーンでザクザクと崩し、

シロップをかけレモン汁を絞りよく混ぜれば完成です。

 

まず、、こんなんでホンマに固まるんか??

でしたが見事な固まりっぷり@@!!

塗りのスプーンやったら切られへんのとちゃうか~というぐらい。

 

硬いのではなくコシが強いというか。

 

テングサってスゴイなぁ。。

 

そしてお味はですねえ、、

まんま食べるとあの心太の日向臭さをちょい薄めた程度。

まあ~水との割合考えると当然ですが。

 

でシロップ+レモン汁をかけると・・激変😵😵😵!!

 

ものすごく気になる日向臭さがほぼ感じさせず、

残った心太のエエ風味としレモンの香りとシロップの甘味と

上手く重なり合ってました。

 

そう、あの時食べた違和感無い爽やかレモン味。

再現大成功😁。

 

今回初めて気づきましたが、、

愛玉の心太版なだけなんですねえ。

だから日本よりも随分柔らかでオッケー、

コシ+適度なフルフル、それだけ。

 

あの味が再現できて心底嬉しくなりました。

そして何で日本ではこんな食べ方にならんかったのか??

と不思議にも思いました。

 

噛むのんイヤがるくせに。

 

この夏は心太の出番激増決定。

ホンマにかなりおススメです^^

 

心太突き要らんし加圧でも吹く心配は皆無、

短時間でサッパリ爽やかな心太が作れますよ~。