先日のお弁当から
茹で干し牡蠣の生姜炊き
ワカメの烏醋(台湾の調味酢)炊き
セロリの紅腐乳炊き
ご飯
タイトルのお料理です。
何となく分かってはいるものの、
どこかこう体に馴染んでない料理の一つにタイ料理があります。
同じ東南アジアでもマレー系と比べてしまうからだと思いますが。
何しか魚醤×ハーブっちゅうモンの合わせ方がワカランもんで。
それに自身ハーブ類は好きな香りのんを数える方が早いというぐらい
好まないもん。
だからこそハーブを色々使うタイ料理はどうにもやりにくい、
そんな感覚です。
あと、お外ご飯でタイ料理屋は数あれど
メニューがほぼ決まっておりナンチャッテ度も相当高く
ちゃんとしたのんを食べる機会もかなり少なかったのもありますね。
それが2年程前かな。
大阪は堀江に日本人シェフのタイ料理屋が出来、
土日祝はランチコースを出してて、
しかも1週間前までならリクエストにも応えてくれるという、
スゴイお店に出会えました😄!!
基本は絶対崩さずもシェフらしいお味に癒され、
同時に再現できそうやけど何がどう自身の思うんと違うのか。
この謎が何回か食べてる内に解けそうになりました。
ひょっとして、、生のこぶミカンの葉か。
幸い天神橋筋商店街にタイ食材を扱う店が出来、
そこでちゃんと売ってるんですねえ。
暴走癖発揮で(笑)気付いたその日の内に買って帰り、
速攻で実験です。
ベースはナンプラー×酸っぱい柑橘の汁×砂糖×水。
甘辛酸っぱが基本なので唐辛子も必須。
あとはお店の味から想像してニンニクとこぶミカンの葉。
ナンプラーはヌクマムで、
柑橘の汁は・・酢酸発酵やけど果物由来のシェリー酢にするか。
砂糖は勿論味醂やな。
こうやってみました。
材料はニンニクみじん切り1カケ分・ヌクマム5cc・味醂5cc・
水5cc・シェリー酢3cc・唐辛子みじん切り少々・
こぶミカンの葉千切り半枚分・レタス太目千切り二掴みです。
小鍋(9cm)にニンニク・ヌクマム・味醂・水・
シェリー酢・唐辛子を入れて沸かし、
ニンニクに火が通るまで弱火で炊いて冷まします。
冷めてからこぶミカンの葉を加えよく混ぜます。
食べる直前に千切りレタスとよく和えれば完成です。
写真は分かりやすいように和える前です。
火を通してるしシェリー酢やし香菜入れてへんし。
であんまりタイっぽくならんやろうなぁと
作っておきながら期待はしてませんでした。
ら!お店とほぼ同じ味@@!!
心底、、ここまで一発で上手くいくとは意外過ぎに思いました。
ですがこの味が出せた理由はものすごく単純で
生のこぶミカンの葉の千切りを入れたからです。
逆に言うと生のこぶミカンの葉だけで本場のタイの味~になります。
ナンデコンナカンタンナコトニキヅカンカッタンヤロウ( ;∀;)。
あんだけタイ食材屋で生のこぶミカンの葉売ってるの見てたのに。
それでも嬉しいですね、あの味が再現出来たって。
柑橘の汁やなくてもワイン酢でオッケー、
ヌクマムとニンニクは欠かせないにしても
火を通し後で口の中に残らんようにしてもオッケー、
こんな気楽で良かったんやぁ。。
自ら勝手にタイ料理のハードル上げてただけ。
そう気付けたのもホンマに良かったです。
生のこぶミカンの葉は今はわりと手に入りやすいので、
こんなドレッシングにしてみるのはかなりおススメです^^
野菜だけでなく魚介類や肉類にも合ってサッパリ爽やかでもメインに使える、
これからの季節にピッタリですよ~。