忘れ得ぬ厦門(アモイ)から北京へ帰る時に出た

機内食のデセール=木の芽のような香りと葉っぱが乗った

所謂プリン。

 

日本に帰ったら再現するでぇ~。

 

よし、今日絶対作ったる~~というタイミングになった日に・・

筍の季節やから絶対セットで木の芽が売ってるハズ、

とデパートの野菜売り場を見てると1軒は相当高いく、

もう1軒は置いてありませんでした(T_T)。

 

ショックがデカすぎ。

 

ここですんなり諦めりゃあエエのにそれが出来ないという

面倒な性格です😅。

 

ここやったらあるやろう~という八百屋へ行こうとするも、

電車で爆睡して降りる駅を勘違いして別の場所へ。

 

全滅でした(T_T)。

 

せめて粉山椒にして・・と探しててさすがにコレはちゃんと売ってました。

 

原料を見ると何と!中国の花椒ブレンド!!

 

申し訳ないけど酷いと思いました。

日本の山椒と中国の花椒は香りが違い代用なんて無理やのに、

ブレンドされてるとは。

 

これを見て・・ほな100%花椒粉を合わせてみようか。

 

プリンではなくお買い得になってた30%生クリームがあったので、

パンナコッタに決定です。

キャラメルが合うお菓子なら何でもエエっちゃエエもんで。

 

ものすごく久し振りにパンナコッタにキャラメルなんぞを作ってみました。

分量や作り方は相当テキトーですが大きくハズさんでしょう。

何よりキャラメル×花椒の出方を見る為、気楽~な感じでイザ開始。

 

材料は花椒粒18粒・水50cc・粉ゼラチン2.5g・水15cc・

生クリーム(30%)・砂糖5g・

砂糖10g・水15cc・花椒粉少々です。

 

粉ゼラチンは水15ccに振り入れふやかしておきます。

 

砂糖10gと水少々(分量外)を小鍋(9cm)に入れ、

弱火にかけて沸騰させそのまま焦げ色が付くまで火を入れます。

 

火から外し水15ccを加え耐熱ゴムベラでよく混ぜてから

再び火にかけすこしトロリとするまで煮詰め器にあけます。

これがキャラメル。

 

小鍋(9cm)を洗い花椒粒と水50ccを入れ弱火にかけて沸騰させ、

香りが立ち色がほんのり茶色くなるまで煮出し火を止め

花椒は1粒ずつ取り除いて捨てます。

 

生クリームと砂糖5gを加え弱火にかけ

鍋のフチがフツフツなるまで熱し

砂糖をよく溶かしてから火から下ろします。

 

上記ふやかしたゼラチンを加えよく溶かし、

好みの器に流し入れ冷蔵庫で冷やし固め、

食べる時にキャラメルと花椒粉をかければ完成です。

huajiao pannacotta

 

作っておきながら言うのもナンですが・・

全く期待はしてませんでした。

何しか・・花椒は好きでない香りですし、

山椒の葉っぱとは香りも違いますし。

 

ら!キャラメルにめ~~っちゃ合う@@!!

 

作った本人相当なビックリっぷり。

 

逆に言うと・・キャラメルって結構なクセがあるのかも。

だから花椒粉が違和感無いというか。

 

当たり前ですが生クリームが花椒を和らげてます。

 

このクリームのまろやかさに

ホワっと香る花椒と上手く馴染んだキャラメル、

これらの香りも重なり合い全体を合わせた美味しさ炸裂でした。

 

キャラメル×花椒粉、こら~かなりおススメです^^

 

何気に料理だけやったら残り勝ちなスパイスですが、

スイーツもオッケーなら使い切りに近づけますね。

そして何よりこんなに美味しいバリエーションが広がって、

かなり楽しくなりますよ~。