ホテルで休憩後は輕軌の駅からは少し歩くけど

まあ行けるかという所にある家樂福へ。

 

今回のスーパーでメインにすべく、

前日の全聯ではかなり控え目にしました。

 

ホテルから最寄の乗り換え地下鉄駅はコチラ。

字面がど~~にもものすご~~く凹んでるとしか思えず、

かなり印象的🤣!

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路線図

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車内はこんな感じ。

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車体はラッピングカーばかりで窓まで全部塗りつぶされてましたが、

中からは外が見えます。

 

UVカットもあっての造りかな。

 

で、、肝心のカルフールですが、、

期待ハズレで全聯の方が良かったなぁ、、でした。

 

場所柄地元の人しか来ないようで、

しんどいけどタクシーを拾うより

またトラムと地下鉄で帰った方が早いかな、

とトラム→地下鉄で戻りました。

 

晩御飯はちょいお値段の張るようなレストラン、

そう決めてましたが遠出する気力も体力も無し。

 

ただ、、そんなお店は日本料理屋が殆ど。

高雄という場所柄なのでしょう。

地元の人に人気なジャンルが充実しています。

 

とにかく2人共肉気分でホテルから近い所に

丁度良さげな鉄板焼き屋があり。

 

そこに決定~~。

行ってみたら定休日~~~🤣🤣🤣。

 

直感で隣のテーブルと椅子と取り皿と小さいお椀とお箸を

並べてた台湾料理屋に即決。

改めて店名を見てみるとど~見ても海鮮料理屋ですねえ。。

なのに肉食う為に入るとは(笑)。

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うん、ここやったらそこそこの値段のお店やからオッケー。

肉もあるやろうし。

 

全く笑顔の無い店員さんに2人行けるか聞いてみたら入れてくれました。

 

結構な数の酒の瓶とビールが置いてあったので熱炒店でしょう。

お茶の事を早口で言われてよく分からず茶葉をポットで出してくれるんかな??

と思い先に注文することに。

 

ええっと、、雰囲気的にメニューは無さそう。

 

店員さんに注文をお願いすると食材のある店頭に来い、と。

 

ホンマにメニューが無いんやろうか。

試しに「皮蛋地瓜葉あるか??」と聞いてみたら、

「ここに並んでる食材以外無い」という返事。

 

ここで確信、メニューはありません。

置いてある食材を見てそこから何を食べるか決めるシステムでした。

 

これは相当ハードル高いです。

まるで香港の「打冷」。

そこにある食材をぐるりと見回し瞬時に食材と調理法を指定するヤツ。

 

疲れた体と外国語で初の全くメニュー無しで今食べたいモンを

限られた食材から決めるのはホンマにシンドかったです。

 

今めっちゃ食べたいのは肉ですが、

ど~~見ても海鮮が売りやなぁ。。

昼間の魚がド~ンと重くのしかかり全く海鮮気分ちゃうのに(T_T)。

 

肉は皮付き豚バラ肉を茹でたんしかありません。

 

まずはそれで「回鍋肉」を。

そうしたら「雲白肉」か「炒め」かを聞かれ、、

「回鍋肉」と言ったのにとちょいイラっとしつつ「炒め」と指定。

 

菜っ葉は結構飽きてたけど目ぼしい野菜は苦瓜ぐらい。

 

ま、苦瓜も台湾らしいから「鹹蛋苦瓜(苦瓜の塩卵炒め)」に。

コレはすんなり聞いてもらえました。

 

途中母も食材を見に来て色々と言ってきましたが、

とりあえず蝦を食べるという事だけ聞いて、

あとは自身に任せるようお願いしました。

 

もう~色々な意見をまとめる気力はありません。

ですがこのおかげで海鮮も食べにゃあと気付け、

心底ありがたく思いました。

 

どうせ蝦やったらコレと泰國蝦(手長蝦)を胡椒蝦でと頼んだら、、

塩焼きオンリー。

まあそうやろうなぁ。

量が少ないから出来んやろうなぁとも見てましたんで。

 

ここまで来るともうコチラも要領を心得、

スープは何があるか聞いてみると「蛤蜊(ハマグリ)」か「蚵仔(牡蠣)」。

2人そろって牡蠣嫌いなのでハマグリに決定。

 

あとは白ご飯2つ(10元×2)でようやく終了です。

 

飲み物はもう一度聞いてみると

冷蔵ケースから飲みたいのんを取るシステムでした。

大きいのんしか無かったしスープも頼んだのでやめました。

 

初の「打冷」で相当グッタリ。

まさか注文でこんなに気力を使うとは。

ホンマに潮州ではこんなやり方が普通やったなんてスゴ過ぎる。。

 

鹹蛋苦瓜(苦瓜の塩卵炒め)180元

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炒豬五花(茹で皮付き豚バラ肉炒め)220元

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鹽烤泰國蝦(手長蝦の塩焼き)280元

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蛤蜊湯(ハマグリスープ)120元

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さすが高雄、

値段は台北と変わりませんが量が多めなのでお得感はありました。

 

最初に出てきたのが苦瓜。

実は・・一番期待してませんでしたが、

一口食べてあまりの美味しさにビックリ😵😵😵!!

 

緑が濃いのに苦味がほのかで塩卵のクセもほぼ感じず、

ですがちゃんと塩卵らしいまろやかさと後味の苦瓜らしい

苦味と風味が上手い事重なってます。

 

こんな美味しい鹹蛋苦瓜は初めて。

 

この瞬間からお店の印象が変わったのは言うまでもありません。

 

次に出てきた豚バラ肉、これもまたものすごくエエお味!

これだけ脂があるのにあまり脂を感じず気持悪くなりません。

どう~~転んでも肉自体脂が少ないんですね。

その上茹でてあるので更に余分なんが落ちてるという。

 

お味は甘酢醤油。

きっと酢で脂っこさを和らげているのでしょう。

 

もうねえ、、この甘酢加減が絶妙、

その上一緒に炒めてる葱がこれまた絶品!!

甘味が丁度良く辛味は皆無香り高き台湾らしいお味でした。

 

体も肉を求めてたからか、

この豚バラ肉嫌いが量が多いかなと思いつつ結構食べられました。

 

ああ、、こんな脂の少ない豚肉、、日本では絶対ムリやなぁ。。

 

手長蝦もしっかり焼いてあり、

和食屋なら焼き過ぎで硬い~と嫌われるぐらいですが、

この食感と焼き加減も抜群。

1人2匹やったから味噌も飽きる事なく味わえました。

 

こんな量にするのもかなり良し。

心底母が来て「蝦」と言ってくれて良かったと感謝です^^

 

そして生姜の効いたハマグリスープの美味しさたるや!

素材の味まんま、ハマグリもプックリと火がしっかり入っており、

生臭みは皆無。

 

材料は主材料以外変わらんのに昼間の𩼣魚湯とは全く違う、

ホンマにハマグリ感抜群のお味にやっぱりビックリでした。

 

ですが逆に言うとこのスープと同レベルの

昼間食べた𩼣魚湯の店もスゴイよなぁ。

あの値段で食べられてんから。

 

𩼣魚湯と言いこのお店と言い、

高雄の底力をイヤっちゅう程叩き込まれました。

 

そこそこ熱炒でこんな感じのん食べて来ましたが、

このお店が一番美味しかったです。

 

店員さんに笑顔が全く無くても構わん~~。

2人以上で高雄に来たら絶対リピート~~。

「打冷」の法則?!も分かったことやし

今度からはもっと要領良く注文できるでぇ~(笑)。

 

その6へ続く。