花椒っちゅうモンは自身は好きではありません。

元々日本の山椒も好きでないのでコレ系のハーブは合わんのかな。

 

ちりめん山椒を食べたいと思った事は皆無です。

 

とはいえ料理のバリエーションとしてたまには使いたい。

で買っておいたのんを少しでも使って捨てる量を減らそうか。

 

自身の中で花椒はそのままでは食べにくいから、

だいたい本場の法則に則り八角や唐辛子や豆瓣醬を合わせてました。

 

が、、こんな状況、、余計な調味料や香辛料なんぞ買う頭は無く、

でも使いたい。

 

合わせる相手は豚肉に。

 

好きな味にならんやろうけど敢えてシンプルに塩ベースにしてみっか。

そこまで大きくハズしはせんやろう。

 

そう期待を込めてこうやってみました。

 

材料は豚後ろ足モモ肉赤身70g・脂を取った豚皮角切り7g・酒10cc・

白葱ぶつ切り30g・鰹昆布の出汁30cc・水200cc・

味醂5cc・塩小さじ1/3・花椒粒小さじ1です。

 

豚肉は一口大の角切りにし皮と共に深さのある耐熱容器に入れ、

酒を振りかけよく揉み込み冷蔵庫で一晩置きます。

 

圧力鍋に上記漬け込んだ豚肉と皮・白葱・鰹昆布の出汁・水を入れ、

蓋をして加圧は8分。

 

火を止め圧力が抜けるまでそのまま蒸らします。

 

蓋を開け脂を丁寧に掬い取り、

味醂・塩・花椒粒を加え弱火にかけしっかり煮詰めれば完成です。

食べる時に花椒は取り除きます。

paocai supearibu

 

麻辣でない花椒、ハズしはせんと思えども、

正直あんまり期待はしてませんでした。

 

が!これがビックリするぐらいの香りの良さと違和感の無さで

もんのすごく美味しい@@!!

 

今までずっと花椒は単体では香りのキツく悪目立ちし、

必ず唐辛子か八角を合わせて・・なんて考えてたから

この結果には相当ビックリでした。

 

しかも調味料は酒・味醂・塩と素材がバ~~ンと出るのん。

味噌系の強いモンは皆無でしたし。

 

合わせる相手が肉やったからすんなり馴染んだのかも~。

スパイスってホンマに肉の臭み消しの為にあると改めてそう実感しました。

 

麻辣だけが花椒ちゃう~~。

そんな新たな発見でかなり嬉しくなりましたね😄。

 

そうそう、今回ばかりは何故かお約束・・とはならず、

肉も豚皮も白葱も同じ立ち位置で美味しく仕上がってました。

これも花椒単体効果なのかもしれません。

 

感覚としては胡椒。

肉の臭み消し+風味付け。

そんな位置づけと思えばかなり使いやすくなるでしょうか。

 

麻婆豆腐や麻辣のナンカだけではない

こんな花椒の使い方はかなりおススメです^^

 

他に色々合わせなくてもオッケーなので、

ハードルがぐっと下がり使いやすいですよ~。