萵筍排骨湯、中華料理らしくこんな名前を付けてみましたが、
本場ではほぼ無い組み合わせです。
というのも・・チシャトウは生かそれに近い調理法で
レタスらしい香りを楽しむモンらしく、
大根やニンジンと違って煮込む料理はありません。
ですが・・さすがにここまで続けば飽きが来るというもんで。
迷ったら真逆を行く。
これこそにしもんの料理道(笑)。
敢えて香りを楽しまない方向でスペアリブと加圧した汁物に決定。
まあ~香港人が家庭で作る汁モンはほぼこんな感じですし。
とにかく体にエエ成分は出てくるでしょうし、
この味なら大きくハズす事も無いやろう。
イザ、実験開始~。
材料は豚スペアリブ脂取り4cmカット100g・
チシャトウ角切り正味50g・酒10cc・
鰹昆布の出汁120cc・水130cc・塩少々・胡椒少々です。
豚スペアリブと水をかぶるぐらい鍋に入れ、
沸騰後2分中火で茹で引き揚げます。
茹で湯は捨てます。
圧力鍋に茹でたスペアリブ・チシャトウ・酒・鰹昆布の出汁・
水・塩を入れ蓋をして加圧は8分。
火を止め圧力が抜けるまでそのまま蒸らします。
蓋を開け浮いた脂を丁寧に掬い取り、
別鍋に移してラップをピッタリ表面に張り付けたまま冷まし、
冷蔵庫で脂が固まるまで置きます。
コレ作った時は氷点下の隙間風がバンバン入る窓際に置いてました。
冷蔵庫より早く冷えたので随分助かりますね。
でも普通にリビングでくつろいでいたらちょい寒いんですが(^^;)。
ラップを外し火にかけて沸騰させ胡椒を振れば完成です。
勿論、ここまでしっかり加圧してるので、
チシャトウ自体の香りや味はそんなに分かりません。
が、このちょいトロっとした食感はこんな汁モンならでは!
大根と同じ感じでエエ水分と旨味の含んで、、
お約束っちゃお約束の肉より美味しい~~ですね😁。
そして汁はそのチシャトウよりも上を行く美味しさ。
絶品という言葉しか当てはまりません!
こんな汁を飲むと心底手作りして良かったと思います。
北京のスペアリブなので肉の美味しさもかなりありますが、
比べてみると汁には敵わんかなぁ。
何はともあれ実験大成功、真逆を行って良かったです。
チシャトウにはシャキシャキオバケが憑りついてますが(笑)、
真逆を行くこんな柔らかに炊いた汁物も相当おススメです^^
シャキシャキとは違った食感と味の含みで
気分転換になり最後まで飽きる事なく美味しく食べられますよ~。