撃沈脂だらけの滷肉、
本場台湾版で汁はちょいしょっぱいぐらいにして、
完全に煮詰めず残して仕上げました。
肉は他で使い脂さえ無ければ汁のお味は上々。
台湾のお家ご飯でもよくある、
取っておいた煮汁で野菜を炊いたり炒め煮にしたり。
調味料件出汁にしています。
それを思い出し、自身にしては珍しく使い回しで
白菜を炊いてみることに。
北京の冬野菜=白菜。
何しか激安でたまたま300g程の手頃なサイズで売っており、
これを合わせる事に決定。
きっと美味しく仕上がるハズ。
こうやってみました。
材料は白菜80g・唐辛子2本・
滷汁(豚バラ肉をルーローにした汁)15cc・
鰹昆布の出汁15ccです。
白菜は太目の千切りににし
唐辛子はヘタと種を取り除きます。
小鍋に材料を全部入れ蓋をして弱火にかけて炊き、
白菜がだいたい柔らかくなったところで蓋を取り、
しっかり煮詰めれば完成です。
おお~~目論見通りの美味しさ、大成功!
って・・コレ失敗する方が難しいですかねえ。
滷汁自体がものすごくエエ調味料にスパイスに
味出しに香味野菜。
そこに旨味マシマシで魚のエエ味も入れるべく使った
鰹昆布の出汁で少し薄まり、
それを北京の水分が少なく香り高い白菜がしっかりと吸う。
この白菜の美味しさたるや・・言葉に出来ないぐらい!
勿論、肉を炊く時に一緒に入れても同じように仕上がりますが、
滷汁で別々に炊くのも余計な脂が白菜に付かず
美味しい部分だけを吸わす事が出来炊き加減も調節できるので
グズグズにならず。
食感を残して仕上げるのもありでした。
残りモンからこんな一品になるなんて~。
たまには作り方を変えてみるもんですね。
滷肉を作ったら汁をご飯や麵にかける以外にも
野菜を炊いてみるのもおススメです^^
何気に常備菜やお弁当に向いて使い勝手抜群ですよ~。