極上の海の魚に慣れてきたからか・・
北京で敢えて海鮮食べんでもエエやろう。
通ってた海鮮市場も今どうなってるか分かりませんし、
やっぱりアパートから行くには不便。
活けの甲殻類もやっぱり日本で買った方が美味しいし。
ほな肉に戻ろう。
理由は不明ですが今回はとにかく豚スペアリブにハマってしまいました。
ビタミンBが不足してたのか?!
同じ骨付き肉でも鶏・アヒル・ガチョウ・鳩より断然豚。
厦門で買った菜脯(大根の塩漬け)が
使いきれない量があるとはいえ少しぐらいは使おうか。
で、スペアリブとの汁物に決定。
台湾で大定番なのが菜脯雞湯=鶏とのスープ。
鶏にした方がエエのかもしれんけど、
ど~してもスペアリブでしたので本場っぽくならんけど、
豚味になるけどこちらに決定。
どんな風になるか楽しみにしつつイザ開始~。
材料は豚スペアリブ(身:骨1:1ぐらいのん)35g×2個・
菜脯7g・白葱20g・唐辛子1本・酒5cc・
鰹昆布の出汁50cc・昆布出汁200cc・水100cc・胡椒少々です。
スペアリブは脂をキレイに取り除き被るぐらいの水に入れ
沸騰してから中火で3分茹でて取り出します。
茹で湯は捨てます。
菜脯はさっと水洗いして斜め薄切りにし、
白葱はぶつ切り、唐辛子はヘタと種を取り除きます。
これで下ごしらえは終了です。
圧力鍋に上記下ごしらえ済の材料・酒・鰹昆布の出汁・
昆布出汁・水を入れ蓋をして加圧は10分。
火を止め圧力が抜けるまでそのまま蒸らします。
蓋を開け浮いた脂を丁寧に掬い取り、
胡椒を加え再び煮立たせれば完成です。
うん、ものすごく美味しいです🤭!
菜脯の甘ショッパさとエエ旨味がしっかりと出て、
それらを昆布勝ち鰹昆布のお出汁と豚の味をこれでもかぁ、
と引き立ててますがスッキリ。
葱の香りも加わりより風味豊かになってました。
塩気もこの量の菜脯で十分。
旨味を効かせると塩は要らん、実感できますね。
北京の肉自体にもしっかり味のあるスペアリブですから、
その効果はホンマにスゴイですよ~。
写真では脂がものすごく浮いてるように見えますが、
実際の量はほんの2cc程かと。
あまりにも汁も肉も美味しくて一気飲み。
何かを合わせる方がイヤ、
というそれだけで相当な完成度の高さでした。
勿論、鶏を合わせても美味しいと思います。
が、、豚スペアリブもこんだけエエお味。
何で台湾ではスペアリブを合わせんのかなぁ??
きっと本場ではこう何か違和感があるのでしょうけど、
外国人で大人になってからだとそこら辺分かりませんが、
逆に自由に組み合わせられるかな。
そんな外人利点を活かしてこんな汁物もおススメです^^
買ったはエエけど卵と合わせる以外どないしよう・・
なんてなり勝ちな菜脯を飽きずに味わえますよ~。