前日の記事にした羊スペアリブの蒸し餃子の残りモン整理です。

 

冷凍肉で買えるのはありがたいのですが、、

ど~しても500g以上のまとめ売り。

 

餃子だけでは限界がありバリエーションを変えて食べたくなります。

 

で、思い付いたのが漢方スープ。

 

台湾の夜市やレストランに小吃店(軽食屋)でも大定番な

藥燉羊肉のアレンジ版です。

 

というのも台湾で「藥燉=漢方スープ」で「羊」を書いてあれば

だいたい山羊肉。

お店では肉以外具は入っていません。

 

が、家庭ではわりと自由にキャベツを入れたりしてるんですね。

 

そんなんを思い出しこれまた餃子の残りの葉ニンニクをどうにかすべく

合わせる事に決定。

 

薬効目線で見ると不正解なのかもしれませんが、

ここは目をつぶりましょう。

コレ、一回食べたところでものすごく調子悪くなるワケでもないですし。

 

きっと葉ニンニクが風味付けにもなって美味しくなるハズ~。

こうやってみました。

 

材料は完全脂取り仔羊のスペアリブと皮80g・

葉ニンニクたぶん30g・當歸(トウキ)3g・桂皮1(シナモン)1g・

甘草(カンゾウ)2枚・高麗人参漬けた酒15cc・

鰹昆布の出汁100cc・水150ccです。

 

スペアリブと皮は4cm長さに切り水から入れて

中火で3分茹で軽く洗います。茹で湯は捨てます。

 

葉ニンニクはぶつ切りに。

 

當歸・桂皮・甘草はお茶パックに入れます。

 

圧力鍋に茹でたスペアリブ・葉ニンニク・お茶パック・

酒・鰹昆布の出汁・水を入れ蓋をし加圧は8分。

 

火を止め圧力が抜けるまでそのまま蒸らします。

 

蓋を開け浮いた脂を取り除きお茶パックを捨て、

中身を別鍋に移して表面にピッタリとラップを貼り付けます。

 

冷蔵庫で脂が固まるまで置きラップを捨てます。

 

これでかなり脂が取れました。

 

食べる直前に沸騰するまで加熱すれば完成です。

hituji haninniku yaodun

 

これは大成功!

薬効云々よりも味を優先させて良かったです。

 

何しかこの羊は日本人向けでないから

肉自体の味がしっかり凝縮されており、

それをパンチのありすぎる?!

當歸・桂皮・甘草・高麗人参の強い香りで相当上手く薄めてます。

 

濃い~モンには濃い~モンを。

その典型例でしょうか。

 

その上、葉ニンニクの香りも加わり・・絶品!

 

辛うじて飲めるけど相当キツく感じる甘草味が

ここまですんなり入ってきたのには作った本人かなりビックリでした。

 

厦門(アモイ)で漢方スープを飲みこれがエエ勉強になったのかも。

体で覚えられたのかな。

こんな実感は相当嬉しいですね😁。

 

スペアリブと皮、塩気が無いのは分かりますが

どちらも素材の味がしっかりしてるので調味料は不要。

まんま肉らしさを堪能しました。

 

心底、この輸入モン仔羊スペアリブって美味しいと思います。

が・・やっぱりパンチがあるのでもうしばらくは要らんかなぁ、

となってしまいました😅。

 

やっぱりそこまで肉好きではないんですわ。

 

まとめ売りになってしまう仔羊スペアリブ料理のバリエーションとして、

こんな漢方スープにしてみるのもおススメです。

体に良くサッパリした肉よりも美味しく食べられますよ~。