帰国日の朝ご飯だけですが長くなるので分けました。

 

事前に機内食がアフタヌーンティーのオヤツ扱いと

分かっていたので朝ご飯は果物ではなくお外ご飯に決定。

 

〆はやっぱり鹹粥のリピートのハズでしたが日曜なのでお休み。

 

まあ想定内。

近辺の飲食店が集まってる所でどっか開いてたらそこで、

全滅やったらホテルとタイアップしてるケンタッキーで

朝ごはんセットの皮蛋瘦肉粥かな。

 

ら、地元の人に人気な腸粉のお店が開いてました。

 

ここの腸粉はかなり美味しそうでしたが、

ゆうても腸粉=広東料理。

 

福建で広東もなぁ。

 

そう思って避けてました。

それに麵線糊や鹹粥のような汁気が欲しいのもありまして。

 

ただこんな状況なら絶対ココ。

 

メニューは簡単で基本の素腸粉に具を1種足して、

その内容によって値段が上がっていくという極々単純なん。

メニュー表があるので指差しが確実でしょうか。

 

朝ごはんでしかも広東の腸粉、

具は加工肉と卵が中心であとは冷凍と思しき蝦か練りモン。

 

メニューに書いてなかった豆漿(豆乳)を勧められましたが、

コーヒーを飲みたかったのでこれは断りました。

 

元々加工肉嫌い、具を入れるのも好きでは無い上、

朝昼晩いつでも卵は食べたくないので素腸粉一択となりました😅。

 

作ってる所がガラス越しに見えて、

中に3席、あとはお外に8席あって座ってその場で食べられます。

 

寒かったので中で食べたかったのですが、

常連さんの先客があり仕方なく外の席で。

 

作り方は広州式、

専用の引き出しが3つ付いた蒸し器があり、

引き出しの床?底?に薄く油を塗り米粉を水で溶いた生地を流し

蒸し器に入れて蒸すタイプです。

 

これやったら3つ分一遍に作れるから要領いいですね。

 

コレ、見てたら我が家にも欲しいと思ってしまいます。

買ってもそんなに使わんけど🤣

 

で、このお店のは生地を流してから

一掴み分の刻んだレタスを散らしてました。

 

おお~~!!レタスとは@@!!

これは絶対期待できるぅ~~!!

 

タップリのタレをかけ箸だけ渡されましたが、

タレもしっかり味わいたかったので湯匙(スプーン)を

下さいと言ったらくれました。

 

期待以上、ものすごく美味しいです。

 

まず米の生地。

薄くベロベロで香り米の味がしっかりとしています。

 

そしてレタスのシャキシャキ感と味と香りが生地と相性抜群。

腸粉とレタスってこんなに合うとは、

ビックリ如きでは表せん驚きがありました。

 

タレは大豆の粒が入ってます。

その時は普寧豆醬(塩水に漬けた粘りの無い納豆)と思いましたが、

塩気も納豆な感じもせず。

 

帰国後、台湾の豆麹と米麴に砂糖と塩をベースに作る

甘味のある豆豉のような調味料と判明。

さすが厦門、腸粉は広東でもタレはしっかり福建でした。

 

これまたニンニクのパンチがありつつも優しいお味。

塩気というより複雑に絡んだ旨味と甘味で

腸粉をより美味しくするようなそんな位置付けのよう。

 

存分に発揮された旨味に少しの塩気、

これがまたシャキシャキレタスの入った腸粉と合わさると・・

 

絶品

 

の一言でした。

 

香港の飲茶や粥屋とは全く別ジャンルの腸粉。

ホンマに中華ってスゴすぎます。

場所によってこんなに違う美味しさが出るなんて。

 

ああ、、また勿体ないことした(笑)。

広東式ってだけでスルーしてしまい

この美味しさに気付けなかったなんて。

 

腸粉には自信があるので勿論再現決定。

家で作るにはこんなキレイに巻かずカードでザザっと寄せるように

まとめて盛り付けるだけでオッケー、レタス増し増しで必ず作るでぇ~。

 

最後の最後でこんなエエ味に出会えたことにひたすら感謝でした😄。

 

これでようやく2024年2~3月の厦門(アモイ)記終了、

明日から北京と大阪と作ったモンをランダムに記事にしていく予定です。