Melanzane a funghettoという料理を

台湾の素人料理投稿サイトで知りました。

 

心に響いた理由は勿論「funghetto」と付いておきながら

キノコが入っておらず茄子とトマトとニンニクを炊いただけ。

そしてこの茄子を揚げずに茹でてから調理してたこと!

 

かなり意外でした。

 

イタリア料理で茄子と言えばアホみたいに揚げるか油ゴッテリで炒めるか。

まさかの茹でるでした。

 

その後、イタリアの料理サイトでも調べてみると・・

きっと伝統的には揚げていたのでしょう。

ですがイマドキはエアフライヤーやオーブンで焼くレシピも

そこそこあり。

 

かなり安心しました。

イタリアでも油嫌いはおるしサッパリ食べたいってあるわなぁ。

 

詳しい由来は不明ですが想像するに高いキノコの食感を

茄子で表現してキノコ食ってる気分に浸ってたのでしょう。

 

ほな加圧やら煮込んでトロリとはさせず、

シャキというか、、食感を残して仕上げがエエかな。

皮剥くと柔らかくなるので残しておいて。

 

本来はオリーブ油でニンニクを炒めますが、

大の苦手で手元にありません。

 

ま、バターでもエエか。そんなに量使わんし。

 

こんな風に作ってみました。

 

材料は千両茄子100g・トマト100g1個・ニンニクみじん切り1カケ分・

バター2g・塩胡椒各少々です。

 

茄子はヘタだけ取り除き1cm角切りにし、

オーブンシートに広げ180℃のオーブンで10分焼きます。

ちょいしんなりして乾いた感じになればオッケーです。

melanzane fungi2

 

トマトは湯剥きし小さ目の角切りにします。

 

小鍋にニンニク・バター・塩・胡椒を入れ、

弱火にかけて香りを出しここでトマトと茄子を加えます。

 

弱火のまま蓋をしトマトがグズグズに崩れるまで炊き、

蓋を取って耐熱ゴムベラで混ぜながらしっかり水分を

飛ばせば完成です。

melanzane fungi1

 

うん、見た目はキノコと言われたらそう思うかも?!

茄子を皮ごと入れたので茶色と白でポルチーニっぽいかな。

 

そして食感は自身の予想通りキノコと言われたら

納得~な丁度良い歯ごたえ😁。

 

加圧はせず皮付きで乾燥焼きにした甲斐がありました。

 

ですがそれ以上に味の良さにビックリ!

こんなシンプルな材料でここまで美味しくなるとは・・

作った本人相当ビックリです。

 

バターを使ったのも大正解、

かなり少量なのでネットリ感は全く無く、

軽~~い乳感で全体を丸く完璧にまとめてくれてます。

 

程良く水分が抜け凝縮された茄子の風味の良さに

トマトの柔らかな酸味と旨味がこれまた好相性。

 

バターやのにイタリア料理らしさ炸裂でした。

 

勿論キノコ味はしませんよ~。

あくまでも見た目と食感がキノコっぽいというだけで。

この材料でキノコ味に出来たら逆にスゴイけど🤣。

 

とにかく茄子を使った料理って油で揚げないと美味しくない!

それが常識どころか、揚げない茄子料理なんぞあり得んという勢いです。

 

が、今回それが見事に覆った~と実感しました。

 

エアフライヤーやオーブンで乾燥焼きにする、

コチラの方が油を使うより茄子がしっかり引き立ちますね。

しかも準備後片付けが相当楽。

 

美味しく体にも良く掃除も簡単、

何で今までこのやり方が広まらんかったんやろう。。

 

かなりおススメ茄子料理です^^

 

今回はそのまんまおかずとして食べましたが、

ソースとしてラザニアやパスタソース等、

他の料理に合わせてもオッケー、

ある程度作り置きしておくと重宝しますよ~。