crème fraîcheという存在を知ったのは
フランス料理関連の動画サイトを見てです。
この言葉だけ見るとつい生クリームと思ってしまいますが、
サワークリームの事。
フランス料理で頻発します。
日本ではほぼ出てこないので意外でした。
が、、1回に使う量が大量。
乳製品好きにしてもコッテリしすぎるんちゃうか?という量。
とはいえ乳酸発酵してるサワークリームは
クリームチーズやマスカルポーネよりも買いたいと思うアイテム。
フランスのんは一度は試してみたいと思ってました。
ら!北京にプレジダンのが売ってる@@!!
さすがですね。
しかも乳脂肪分が25%とかなり低い!
(日本では40%のんしかありません)
買うしかないでしょう~~。
よくよく見てみるとプレジダン監修で製造は中国国内。
まあエエでしょう何しか乳脂肪分25%、
それだけでどこ製造でも構わん~です。
そのまんま味見してみると・・
ちゃんとサワークリーム感はあり、
乳製品らしいコクとしっかりした味がありつつも
脂肪分が少ない分ネトっと来るイヤ~な後味が皆無。
乳製品の味の無さを脂で誤魔化さんっちゅうヤツ。
これぞ求めてた味😁。
ハマったのは言うまでもありません。
北京の冬と言えば白菜。
所謂クリーム煮ですがこんな風に味わってみることに。
一番悩んだのはcrème fraîcheをどう入れるか。
気にせんでエエとはいえやっぱり気になるのが分離。
でもしっかり火を通したいしなぁ。
ほなブールマニエならずcrème fraîcheマニエにしてみよう~。
これやったら分離する心配も無いし尚且つトロミをつけるのも楽。
こんな風にしてみました。
材料は白菜・エシャロット薄切り10g・白ワイン15cc・
塩胡椒各少々・鰹昆布の出汁40cc・
crème fraîche(乳脂肪25%のサワークリーム)14g・澱粉5gです。
白菜は繊維を断ち切るよう5mm幅に切ります。
小鍋にエシャロット・白ワイン塩胡椒を入れて沸かし、
切った白菜も加え蓋をして弱火で白菜がしんなりするまで
炊きます。
鰹昆布の出汁を加え再び蓋をして柔らかくなるまで炊きます。
この間にcrème fraîcheと澱粉を混ぜ合わせておきます。
これがcrème fraîcheマニエ。
7分通り煮詰まったところで鍋を火から外し、
crème fraîcheマニエを少し加えては混ぜ、
全部入ってから再び弱火にかけ耐熱ゴムベラで
混ぜながら火を入れ沸騰させれば完成です。
作戦大成功😁!
まず、煮汁が全く分離せずトロリとなり、
エエ感じで白菜に絡んでくれました。
何も難しい事はせずに、です!
そしてお味。
洋っぽいのですが和の要素も入ってるので日本人が食べて
ものすご~くホっとできるけど洋食のような変な甘さや
シツコさはありません。
これぞ乳脂肪25%の効果、
ミルク感はしっかりありつつも後味ベットリネットリは皆無。
そして乳酸菌とワインの酸味も加わりよりすんなり入る感じに
なってました。
ああ~これは美味しい!
crème fraîcheってスゴイと心底思いました。
道理でフランス料理によく使うハズ。
脂含有量が少ないのでホンマにシツコさは無く、
タップリ入れられるからミルク感が上手く料理に乗っかります。
乳製品日照りと思ってた北京で
まさかのこんなエエ乳製品との出会い、ひたすら感謝です。
日本で何でこの丁度エエ脂肪分のサワークリームが無いんかなぁ( ;∀;)。
代用なんてしたくないけど無理やりするとしたらギリシャヨーグルトに
生クリーム(30%)を混ぜるとかかなぁ。
もしどこかで手に入れば和洋中問わず、
クリームのお料理に乳脂肪25%のcrème fraîcheは
かなりおススメです^^