PRESIDENT(プレジダン)というフランスの乳製品メーカーがあり、

日本でもたまに見かけます。

 

が、そこまでメジャーでもないような。

 

このメーカーの美味しさに目覚めたのは北京。

 

中華系というのはホンマに商売上手で骨の髄までグルメな人達、

中途半端に美味しくない乳製品食べるぐらいやったら

もう少しお金出してものすご~~く美味しい輸入モンを

買って食べるわいな。

 

そんな考えですね。

 

なので北京の方が日本よりも

ヨーロッパ直輸入の美味しい乳製品に不自由しません。

あ、、ただチーズの種類だけは日本の方がエエのですが。

 

心底PRESIDENT(プレジダン)の乳製品は美味しいと思います。

脂に頼らずミルク本来の味がしっかりしてるからかと。

 

塩の有無だけで値段が変わる事のないバター、

勿論発酵してて当たり前。

長期常温保存できるパックの牛乳、

プロセスチーズ類ならチーズでもわりとあちこちで売ってます。

 

今年見てみるともっとアイテムの輸入量爆増、

サワークリームがかなり充実しててビックリでした。

 

さて、日本のフロマジュリーでPRESIDENT(プレジダン)の

プロセスチーズが売ってました。

このパッケージを見ると条件反射で(笑)買いたくなります。

 

北京でもプロセスチーズは買ったこと無かったなぁ。

きっと美味しいに違いない。

暑いのでこんなチーズの方が持ち歩くにしてもある程度安心。

 

試してみることに。

 

今回は珍しく最初から料理に入れることに。

欖菜をど~~にかして飽きずに使い切るバリエの一つとして、

こんな風に合わせてみました。

 

欖菜もきっとこのプロセスチーズと一緒ならシツコさが無くなるかも。

という期待を込めて。

 

材料はPRESIDENTのプロセスチーズ50g・プチトマト50g・

ニンニクみじん切り1カケ分・欖菜小さじ1/2・鰹昆布の出汁30cc・

胡椒少々です。

 

プチトマトは湯剥き(どっちゃでも)し水気を切り、

チーズは角切りにします。

 

小鍋(9cm)にニンニク・欖菜・鰹昆布の出汁を入れ、

煮汁が鍋底に薄っすら残るぐらいまで煮詰め冷まします。

 

食べる直前によく和えて胡椒を振れば完成です。

lamuchoi fromage fondu

 

プレジダンのプロセスチーズ、、うそぉぉぉ@@!!と

思うぐらい美味しかったです。

 

え?!今まで自身の食ってきたプロセスチーズって

何やったん??ちゅうぐらい。

カルチャーショックでしたね、ホンマに。

 

さすが乳製品食い過ぎ大国のフランスで売ってるヤツ。

 

見た目白いからキリのクリームチーズみたいに

ネットリベットリ口の中に纏わりついて後味もネト~を

想像していましたが真逆。

 

歯切れ良く噛みやすく後味もサッパリ。

 

味はプロセスチーズのコクとクリーム感が絶妙なバランスで

混ざり合い塩気もこれがベスト。

 

無駄なモンを一切そぎ落としてエエとこ取りしてました。

 

このマッタリチーズにサッパリトマトと欖菜がこれまた相性抜群!!

欖菜が西洋のオリーブに似てるからとはいえ、

複雑な旨味と風味が絡み合いシツコさは皆無で

欖菜ならではの良さが存分に発揮されてました。

 

ただ、、一つ残念だったのは、、

他の料理でトマトの皮を剥きたかったので、

ついでにこっちに入れる分も剥いたら

酸味が削がれ甘くなってしまったこと😢

 

赤のんがわりと酸味が残ってたとはいえ、

黄色い方が激甘で撃沈でした。。

 

プレジダンのプロセスチーズ、ホンマに最高!

でもほぼ見かけへ~~ん。

何で日本ではこんなに売ってへんのやろう。

台湾香港北京ではフランスの乳製品=プレジダンやのになぁ。

 

他とは違ったプレジダンのプロセスチーズ、

出会えたら香港オリーブ・・とは言わないまでも

西洋のオリーブと醤油とオリーブ油ほんのちょっとで

こんな和え物にしてみるのもおススメです^^