残り物整理方々の汁ビーフンです。
ど~しても少量買い出来ない乾燥ビーフンに
絶品とはいえ、、肉自体の味がしっかりしてて
一度食べるとしばらくは食べる気にならないウリ坊の臘肉があり。
旨味をタップリ効かせて汁ビーフンにしてみよう。
台湾料理では魚に合わせる事が多いですが、
臘肉でも美味しいハズ~。
カタクリは彩りと臘肉をちょい薄める感じ。
まあ~こちらも残りモンですし。
完全オリジナルでこんな風に作ってみました。
材料は乾燥ビーフン25g・カタクリの花30g・米酢3cc・
自家製ウリ坊臘肉40g・出汁ガラ昆布・
鰹昆布の出汁50cc・水100cc・
味醂3cc・薄口醤油3cc・胡椒少々です。
カタクリの花は葉茎と花に分け、
花だけ米酢をしっかりまぶしておきます。
キレイなピンク色になりました(^O^)。
臘肉は出汁ガラ昆布で挟み
カタクリの葉茎と共に圧力鍋で加圧10分蒸し、
ラップをピッタリかけて冷蔵庫で冷やしラップを取って
極薄に切ります。
蒸し汁は取っておきます。
乾燥ビーフンは水(分量外)に浸けて戻し、
ハサミで食べやすい長さに切りって3分程茹で
お椀に盛ります。
鍋に鰹昆布の出汁・水・味醂・薄口醤油・胡椒・
上記切った臘肉とカタクリ・蒸し汁を入れ沸騰させ
弱火で2分程炊きます。
酢をまぶしたカタクリの花を加え色が紫になるまで火を通し、
ビーフンを入れたお椀に見栄え良く盛り付ければ完成です。
火を通すとカタクリの花はど~しても紫になるようです。
ピンクを期待してたのでちょい拍子抜け(^^;)。
肝心のお味は全体のバランスがば~ふぇくとぉ~\(^o^)/。
作った本人が相当ビックリな味と香りと旨味の出方でした。
きっとウリ坊効果がスゴイんでしょうねえ。
臘肉の塩気と香辛料がエエ感じで蒸汁に出て、
それとお出汁にカタクリにまぶした酢と合わさると、、
まさかの絶品~~。
そんな抜群の旨味を纏った細いビーフンとカタクリが、、
お約束ですが臘肉より美味しいという。
だいたい旨味抜群の汁はプリンセスかおりに吸わせますが、
今回ばかりは極細のビーフンの方が良かったですね。
ビーフンって味が無いように思えてもしっかりあるもの。
臘肉入りのお出汁がしっかりと引き立ててました。
ようやくビーフンが分かりました。
台湾人のレシピではコシばかり強調しますが
旨味をしっかり吸わせ纏わせる、これに尽きますね。
コシをどれだけ残すかは3の次、
1も2も旨味と塩気のバランスです!
日本人にとってビーフンはハードルが高い食材。
あんまり実態がヨクワカランというか。
とりあえずは水で柔らかく戻して茹で汁の旨味を吸わす、
コレから始めてみると簡単に美味しくいただけますよ~。
肉×お出汁の旨味でこんな風に味わってみるのはかなりおススメです^^