初の岩牡蠣です。
海鮮好きとはいえ、
これだけ種類があればど~しても美味しいと思えんモンもあります。
それが貝類の内臓。
鮑・サザエ等の巻貝も牡蠣・ハマグリ等の二枚貝もそうです。
なので貝類といえば内臓を食べなくてエエヤツを選んでました。
ハマグリも徹底加圧で風味を抜いてようやく美味しいと思えます。
が、、ある日魚屋で注文したのが全く入らず、
何売ってるか聞いたら殻付き牡蠣=岩牡蠣と。
一度ぐらいは岩牡蠣も食べてみるか。
オリーブ油×ニンニクでクセ消しになると分かったばかり、
どうにかなるわいな。
で、購入。
家で改めて見てみると相当なデカさ。
計ってみると16×12cm@@!!
2個で良かったデス、ホンマに。
勿論生のまま開けられません。
この時はとにかく直火焼きで火を通す以外の選択肢は無し。
意地で魚焼きグリルで焼くでぇ~~。
本来、グリルはこんな使い方せん方がエエのですが、
今日だけは許して~~
と言い訳しつつ温度が上がり過ぎない方法を考えました。
受け皿に塩ひいといたらオッケー。
中華でたまに見るやり方を思い出しコレに決定。
下火は絶対弱火にしよう。
こうやってみました。
材料は岩牡蠣殻付き16×12cmのん2個・ニンニクみじん切り半カケ分・
鰹昆布の出汁150cc程・生姜の千切り二つまみ・酒5cc・
ドレッシング用にオリーブ油5cc・味醂3cc・米酢5cc・
胡椒少々・調整用の塩少々です。
魚焼きグリルのアミを外し、
受け皿に塩大さじ2程(分量外)を敷き、
その上に洗った岩牡蠣を乗せ上強火下弱火で9分焼き、
火を止めて10分蒸らします。
温度が上がり過ぎないよう、
あとはじっくり低温調理のイメージでこうやってみました。
この時初めて知ったのですが岩牡蠣って
生きてても口がパカっと開きません。
もう一度コレを繰り返し殻を開けて中身を取り出します。
貝柱がしっかりひっついていたので生きてるのんで一安心~。
小鍋に鰹昆布の出汁・生姜・酒を沸かし、
弱火にして上記牡蠣を加え弱火で身が締るまで3分程炊き、
引き揚げて冷まします。
このお出汁は絶品~~なので野菜等を足して汁物にします。
後日記事にしますね。
小鍋(9cm)にオリーブ油とニンニクを入れてから弱火にかけ、
ブツブツとなり香りが立ってきたら火から外し、
味醂と米酢を加え再び火にかけ沸騰させます。
味醂のアルコールが飛ぶぐらいでオッケー。
火から下ろし胡椒を加えよく混ぜ冷まします。
これでドレッシング完成。
食べる直前に上記牡蠣を一口大の角切りにし、
ドレッシングと和えて足りなければ塩を、
あと胡椒も少し足し更に混ぜれば完成です。
実は切った時点でビックリしました。
というのも・・
あのグチャっとなってクセの強い一番苦手な内臓部分の割合が
ものすごく少ない(@_@)!
へえ、、岩牡蠣ってこんな構造やったんやぁ。
まあこの大きさですししっかり火を通したので貝柱は硬くなってました。
想定内。ほんのちょっとの硬い部分ぐらいどってことありません。
それよりも、貝柱以外の食感が理想的~~。
程良い噛み心地、心底しっかり火を通して良かった、
と嬉しくなりました(^-^)。
肝心のお味ですが・・
牡蠣独特の苦手な磯臭さ無し!旨味炸裂!
でものすごく美味しかったです。
そら~あんだけ内臓部分が少なけりゃあそうなるわなぁ。
岩牡蠣って大きいからさぞかしクセが強くて食えん、、
と思い込んでた事を反省(^^;)。
あと、オリーブ油×ニンニク×酢で
更にカバーしてくれてました。
面白いと思ったのが味醂の出方。
キ~ンと塩気とオリーブ油の味が来るアーリオオーリオに慣れてると
ボヨ~ンと来る味醂にちょい戸惑います。
が、食べ進めていくと日本人のDNAがそうさせるのか?!
心地良くなってきて、入れて良かったと心底思いました。
とはいえ、、やっぱり自身って牡蠣以上にオリーブ油嫌いなのか、
2回続いただけで飽きてしまい、
もうニオイだけでもイヤになってしまいました(T_T)。
岩牡蠣ってクセが相当少ないと分かったので、
次からはオリーブ油抜きで食べよう。
今回も新たな発見があってホンマに良かったです。
食わず嫌いはやっぱりアカンなぁ、と実感した次第。
岩牡蠣は牡蠣の味が苦手な人にこそおススメです^^