リベンジクスクスです。
というのも、、前回は作り終わってから知った、
戻した後蒸した方が日向臭さが消えるという
衝撃の?!事実(笑)。
ダッブーレにするならそっちの方が美味しいのですが、
汁気を吸わせて、、となるとやっぱり気になってましたんで。
蒸し器で3分なら加圧20秒かな。
そして塩の代わりにものすごく中途半端に残ってた
すぐき漬けの葉っぱを使い切ろう。
そんなこんなで前回のハマグリクスクスとは
違ったバージョンに。
何しか蒸しを入れたクスクスがどうなるか
結果を楽しみにしつつイザ開始!
材料はクスクス30g・鰹昆布の出汁45cc・
ハマグリ40g2個・すぐき漬け葉っぱ8g・
ニンニクみじん切り1カケ分・
酒10cc・水50ccぐらい・胡椒少々・バター2gです。
ハマグリは圧力鍋で加圧5分蒸し、
身と汁に分けておきます。
すぐき漬けの葉っぱは軽く洗って絞りみじん切りにします。
クスクスは耐熱容器に入れ沸騰させた鰹昆布出汁を注いで
すぐに混ぜて蓋をし5分蒸らします。
専用の蒸し籠にクッキングシートをひいて
戻したクスクスを乗せ圧力鍋で加圧20秒蒸し、
火を止めて圧力が抜けるまでそのまま蒸らします。
別鍋にハマグリの蒸し汁・酒・ニンニク・
みじん切りのすぐき・胡椒を入れ弱火で香りを出し、
水・蒸したクスクス・バターを加えます。
耐熱ゴムベラで混ぜながら汁気が無くなるまで炊き、
盛り付けてからハマグリの身を乗せれば完成です。
蒸しクスクス、大成功でした。
ホンマにイヤ~な日向臭さは皆無!
このひと手間は心底必要と思いました。
そしてすぐき効果絶大!
ここまで旨味と塩気をエエ感じで添えるなんて~。
完全にハマグリの磯臭さを消してます。
ただ、素材自体の味はほぼしないので、
あの味を求めてたらちょいガッカリになりますが、
ここでは調味料という位置付け。
なのでこの結果で大満足です。
中華の漬物の使い方がようやく身に付いた、
そう実感できてとにかく嬉しかったですね(^O^)。
クスクスって旨味をしっかり吸わせて楽しむもの、
麦嫌いの自身でも蒸して麦臭さを飛ばし、
タップリの旨味を吸わせたら・・心底美味しいと思いました。
セモリナ粉のパスタで尚且つ蒸しただけやったら
ホンマに良さが分からずにいました。
少々の手間でもクスクスは戻してから蒸すのは鉄則ですね。
逆に言うとこのひと手間だけでこの食材が使いこなせるというか。
口の中でホロホロ解けるこの食感も
かなり病みつきになります。
難しい技も火の通し具合を極端に気にせんでオッケー、
簡単に調理出来ます。
とにかく旨味を吸わせて食材を丸ごと味わえる、
こんなパスタの味わい方もかなりおススメです^^